ショコラ 【学校のカイダン】

38話 ページ40

生徒A「須藤 Aさん！

僕、可愛い貴方に一目惚れしました！！！
付き合ってください！！」




まさかの体育館での公開告白





名前も知らない人にだよ？





『えっちょ、まって//』


恥ずかしさのあまりに顔が真っ赤になる




バスケ部を囲んでいた女子たちも
しーーん、となり





視線は私たちに一斉に集まった

もちろんプラチナもこっちを見ている



まさかの


タクト「公開告白〜？うぇーい！」

とか、叫んできた



なんで叫ぶの、本当最悪

キッと数十メートル離れている
プラチナの方を睨む







そこには、夏樹くんの姿もあり







しかも、その横に可愛らしい雰囲気の女の子がピッタリくっついていたのだ








その光景はカップルにしかみえなくて









嫉妬と怒りと悲しみが混ざり
涙がこぼれ落ちた









彼女いるのに、

私にキスしたってこと？









夏樹くんを見ると
ぱっちり目があった気がして






いても立ってもいられなくなり
私は体育館を飛び出した。

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