MIYADATE ページ10
やっぱり上手い。
僕が教えることなんてないのに…。
そう思いながらまずは基礎からステップを踏んでいった。
ラウールくんは手足が長いから映える。その影響もあってかワンテンポずれることがあるけど、すぐに修正できるから指摘するほどではないかな。
向井さんは細かい部分が雑かな？でも大方できてるし、少し手足の動かし方を意識したら違ってくると思う。
予想した通り、できたところを伝えたら見違えるほどのダンスになった。2人はきっと重責によってヘタだと思い込まされたのだろう。
『アイドル』という仕事のプレッシャーを身近で感じた。
dt｢2人ともスゴいですね。もう僕の教えるところなんてない…｣
ra｢いやいや！こんなの序の口です！まだまだ教えてもらいたいし、宮舘さんのダンスみていたいです！康二くん！めめにも見せたいよねぇ！｣
kj｢せやなぁ！めめもびっくりするで！｣
dt｢い、いや…あの…｣
ヤバい…ヤバいぞ…？1回だけだと思ってたのに違う方向に行ってるぞ…？？
ra｢またお願いしますね！｣
kj｢楽しみです！｣
dt｢あ…アハハ…｣
かわいい2人のキラキラした瞳には敵わない…。
片付けをしている時にラウールくんが声をかけてきた。
ra｢宮舘さんって何でふっかさんの誘いを断ったんですか？ダンス得意ならアイドルになればいいのに。きっとモテますよ！？｣
dt｢へっ…？｣
意外な質問が飛び出てきた。
kj｢せやなぁ！しょっぴーがメンバーにいるのになぁ｣
dt｢いや、僕アイドルとかそういう世界似合ってないよ｣
ra｢いやいや！めちゃめちゃ似合うよ！｣
うーん…あの話をするべきか…でも、話して引いてくれたほうがこうやって頼まれなくなるから僕としてはありがたいか…。
dt｢えっと…それは…｣
ra｢それは？｣
dt｢それは、僕がただのオタクだからですね…｣
ra｢えっ！？それってジャニオタってこと！？？｣
ビックリした表情のラウールくんに口を開けたままの向井さん。これは『イメージと違う』と引かれたパターンかな？
ra｢えっすごーい！！｣
…はい？
ra｢えっえっ！どのグループですか！？誰のファンですか！？宮舘さんがジャニオタなんて見えないよ〜！｣
全然違う反応を見せるラウールくん。キャッキャ言いながら向井さんの肩をバンバン叩く。
kj｢ラウ…痛い…｣
dt｢KAT-TUNの亀梨くんです…｣
kj｢あぁ〜っッポイなぁ！そんな感じしてん！｣
これまた違った反応。引かれてはないの…かな？？
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侑(プロフ) - 美祐奈さん» ありがとうございます。お返事が遅くなりすみません！なかなか纏まらず時間が空いてしまいました…。是非ともお楽しみくださいませ。 (2023年2月12日 18時) (
レス) id: e77a46f8c4 (このIDを非表示/違反報告)
美祐奈 - お久しぶりでしょうか。このお話の続きがとても気になります！更新楽しみにしておりますので、作者様の無理のない範囲で続き待ってます！ (2023年1月23日 16時) (レス) id: f68b1462c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：侑 | 作成日時：2023年1月1日 1時
