ラナンキュラス 【ym×in】

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もうそれからはだいちゃんから質問攻め。



どんな風に告白されたのか

イケメンだったか

そもそも何で出会ったのか




気付いたらだいちゃんは酔っ払ってて、酔い潰れただいちゃんの介抱をする羽目に。





「ちゃ〜ん

困ったことがあったらいつでも言うんだよ〜

いっつも溜めこむんだからぁ〜へへへ」



「もう！わかったから！

だいちゃん帰るよ！！」


「う〜ん、」


「はぁ……もう……」




それからはもうすぐにお会計を払い
(もちろん割り勘)

お店を後にした。







あ、仕事の相談するの忘れた。






なんて思いながらだいちゃんを家まで送り届けて自分も帰る。








ガチャリ







「ただいまぁ〜」





家に着いて、すぐにシャワーを浴びる。


なんか今日はいろいろ疲れた。


もうお風呂を出たらすぐに寝よう





…そう思っていたのに。







ピロン






"山田涼介です。

今日は来て頂きありがとうございました。

お陰でいのおさんと出会えてよかった。

これからよろしくお願いします。"





「ば、かじゃないの、」




思わず独り言が溢れた。


これは何で返信したらいいんだろう


…出会えてよかったって、


そんなキザなセリフが似合ってしまうやまださんもどうかと思う。けれど。


そんなセリフに若干赤面する自分も大概どうかと思う。



とりあえず無視するのも気がひけるので




"こちらこそ、ケーキ美味しかったです。

機会があればまたお店に顔を出しますね

おやすみなさい"




そう送った。

するとすぐに既読の文字が


はやっ


なんて思いながら返信を見ると



"来てくれるんですか！

俺いつでも待ってますから！！

それじゃあおやすみなさい。"




嬉しそうにふわっと笑うやまださんの顔が何だか想像できてしまって。




「ふふ、」




何だかおれも笑みが溢れた。




よし、そろそろ寝るかな。

と思いベッドに潜り込む。





何だかいい夢見れそうな感じだな

そんな風に思いながら眠りについた。





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