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林檎の甘い匂いと、バニラアイス ページ46

「…ごちそうさま」


「ごっちそうさまー!!」


『お粗末様でした』


しばらく三人で談笑していると、あっという間に時間が経っていて、二人はもう食べ終わっていた。


「…美味しかったわ。また、食べに来ようかしら」


『はい、是非!』


「ね?だから言ったでしょ?店長ちゃんの料理は絶品なんだよ!」


『あはは、有難うございます、吊戯さん』


二人が席を立って、カウンターへ向かう。


「……ねぇ、店長」


『はい、何でしょう?』


「よければ、私の林檎をこのお店の料理に使ってもらえないかしら」


『え!?』


急な申し入れに私はお釣りの小銭を落としそうになった。


「おっと!?」


『ナイスです吊戯さん…』


「ちょっと、オレのお金落とさないでよね!」


「怒るところはそこなの…?」


吊戯さんがギリギリキャッチしてくれたのはいいけれど、怒るとこそこですか……?


「…それで、ダメかしら…?」


お姉さんがじっとこっちを見つめてくる。


『……このお店でよければ、是非、お願いします!』


「…!…そう、なら、今度またちゃんと契約書を持ってくるわ…」


『はい!』


私は備え付けのメモにお姉さんの電話番号をメモし、頭を下げた。


『これからよろしくお願いします!』


「ええ、此方こそ」


ふっと、お姉さんが笑った。


……お母さんみたいだな、と思ったのは秘密。


「……話終わった?それじゃ、まったねー、店長ちゃん!」


『はい!ご来店、有難う御座いましたっ』


本日は、これにて店じまい。

夏の終わりと、秋のはじまり→←暑い夏には、冷たいかき氷を。



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(プロフ) - お久しぶりです!!リクエストを書いてもらってありがとうございます!想像以上でした!やっぱり真祖達の動物の姿の時は最高です!また更新待っています! (2017年7月8日 11時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ひ、久々の更新待ってました…!!本当に久々なのに文才落ちてないし相変わらずほんわかするし笑うしありのまま(ryの所分かる人にしか分からないネタw あとリリィの「説明(ry」はしましたよねの方が…今のリリィの口調はちょっとおネエさんぽいような…応援してるから! (2017年7月8日 0時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
兎カフェ(プロフ) - 暁さん» 了解しましたー、少々お待ち下さいね!! (2017年7月7日 19時) (レス) id: d68108c602 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します!リクエストって大丈夫でしょうか?夢主ちゃんがみんなの動物姿に気づいて可愛がるというものです。ダメでしょうか? (2017年5月23日 18時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ぜ、全然大丈夫だよ?だって兎カフェちゃんも忙しいでしょ?しょうがないって!うん、ずっと、完結するまで……いや、完結したあとも応援してる! (2016年10月15日 9時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兎カフェ | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年9月9日 21時

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