暑い夏には、冷たいかき氷を。 ページ45
どうも、店長のAです!
いやー、今日もやっぱり暑いですね。だれちゃいますよ………
「お邪魔しまーす……って、ちょっと、おーい、店長ちゃん大丈夫?生きてる?」
私が机に突っ伏していると、上から声がかけられた。
「なんとか生きてます、殺さないで下さいな、吊戯さ……」
顔を上げてみると、そこには吊戯さんと………待って、誰この綺麗なお姉さん!?
「はっは、ごめーん」
『……あの、すみません吊戯さん、その人は……?』
しかめっ面だけど、とても綺麗な人だ。………え、待って、本当に待って、見れば見るほど美女!!!!赤色の瞳も綺麗だし……ん?赤い瞳?
「いつも兄さん達が世話になっているわ………」
『あ、やっぱり吸血鬼なんですね!!?』
兄弟そろって美人とか………あれなんでだろう、泣けてきた……
「これ、お世話になったお礼よ………受け取ってくれないかしら………」
『え?……うわぁ、美味しそうな林檎……いただいていいんですか!?』
渡された紙袋に入っていたのは真っ赤で大きな林檎がいくつか。凄く甘いいい匂いが……
「まだ旬ではないのだけれど、味には自信があるわ……」
『その上手作りとな!?』
「えっ、店長ちゃん……?」
『あ、すいません、つい……ごめんなさい』
「大丈夫よ……」
大切に育ててもらったんだろうなぁ、この林檎……美味しそうだ
「ねー、てんちょーちゃーん。このふわふわかき氷ってまだ食べられる?オレ暑くてたまんなーい」
『あ、はい、いいですよ!お好きな席へどうぞ!あ、味は何にします?』
「いちごー」
「私は……アップルパイをお願いしようかしら」
『かしこまりました』
* * * * * * * * * * *
『お待たせいたしました、アップルパイのバニラアイス添えとふわふわかき氷です』
「待ってましたー♪」
「いい匂いね……」
『そう言っていただけて恐縮です……』
ナイフとフォークを綺麗に操り、パクリ、と一口食べたお姉さん。
……仕草も綺麗だなぁ……
『お味はどうですか……?』
「……美味しいわ」
『良かったです!』
ほっとして顔が緩んだ。お姉さんは一口、また一口と食べ進めていく。
吊戯さんは私たちを見てふっと笑うと熱で少し溶けたかき氷を食べ進めた。
林檎の甘い匂いと、バニラアイス→←天ノ川と流星群【真昼誕生祭】
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暁(プロフ) - お久しぶりです！！リクエストを書いてもらってありがとうございます！想像以上でした！やっぱり真祖達の動物の姿の時は最高です！また更新待っています！ (2017年7月8日 11時) (
レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ひ、久々の更新待ってました…！！本当に久々なのに文才落ちてないし相変わらずほんわかするし笑うしありのまま(ryの所分かる人にしか分からないネタw あとリリィの「説明(ry」はしましたよねの方が…今のリリィの口調はちょっとおネエさんぽいような…応援してるから！ (2017年7月8日 0時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
兎カフェ(プロフ) - 暁さん» 了解しましたー、少々お待ち下さいね!! (2017年7月7日 19時) (レス) id: d68108c602 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストって大丈夫でしょうか？夢主ちゃんがみんなの動物姿に気づいて可愛がるというものです。ダメでしょうか？ (2017年5月23日 18時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ぜ、全然大丈夫だよ？だって兎カフェちゃんも忙しいでしょ？しょうがないって！うん、ずっと、完結するまで……いや、完結したあとも応援してる！ (2016年10月15日 9時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎カフェ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年9月9日 21時
