梅雨明けの天ノ川【真昼誕生祭】 ページ43
本日は7月7日。
七夕ですね!!
私のお店でも、七夕限定スイーツを出させてもらっています!
でも、今日は………
「もうそろそろかな?」
椿お兄ちゃんが時計を確認しながら呟いた。
時計は5時26分ぐらいを指していて。
『えぇ、多分…』
私はドアに目をやる。
今日は真昼君の誕生日でもあるんです!
飾り付けもちゃんとしましたよ!
あ、でも、パーティーにしては少し控え目の飾りにしてあります。
椿お兄ちゃんの発案で、パーティーのあとに皆さんで天体観測会を開く予定なんです!
望遠鏡は椿お兄ちゃんが用意してくれるみたいで……いつも本当に申し訳ない……
「気にしないでいいんですよ………困ります……」
『心読まれたっ!!?』
私が驚くと、顔に出てます……、とオトギリちゃんに言われた。私そこまで顔に出てるの……?
ふと、椿お兄ちゃんのスマホがなる。
「お、……もう着くってさ」
「じゃア皆クラッカーよォい!!」
ベルキアさんの声掛けで皆さんがクラッカーを構えた瞬間、ドアに人影が映りこんだ。
チリンチリン
という鈴の音が鳴り終わるか否や、クラッカーが破裂した。
パァン!!!
「「「「城田/城田真昼/真昼、誕生日おめでとう!!」」」」
ポカンとした真昼君に一斉に掛けられる声。
「………え、クロ、桜哉、これ知ってて……」
「……おー、誕生日、おめでと……」
クロさんから皆さんからのプレゼントが渡された。
「………っ」
真昼君の目が潤んで、涙が溢れた。
「え、アレェ!!?ちょっとォ!?何で泣くのォ!?」
「いやっ、嬉しくて……!」
ぐしぐしと顔をふき、真昼君はニッと笑った。
「……有難う、皆!!」
「…さぁさぁ、それじゃ、城田真昼聖誕祭、始めようっス!!」
「「「イエェェェェエイ!!!」」」
「ははは、聖誕祭って……!」
真昼君は少し照れくさそうだったけど、とても嬉しそうだった。
* * * * * * * *
夜も深くなり、星空が綺麗に見えるころ。
私達は外に出た。
空には、天ノ川が眩しいくらいに綺麗に写し出されていた。
「うっわぁ……!」
「ここは光が少ないからやっぱり綺麗に見えるんだよね、っと」
んー、こんくらいかな?、と言いながら望遠鏡を調節する椿お兄ちゃん。
「綺麗だな……」
「写真を撮っていきますか、御園?」
「あぁ、そうしよう」
そう言って御園君がカメラを空に向けると、一つ、二つと星が流れ始めた。
「わぁ………」
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暁(プロフ) - お久しぶりです！！リクエストを書いてもらってありがとうございます！想像以上でした！やっぱり真祖達の動物の姿の時は最高です！また更新待っています！ (2017年7月8日 11時) (
レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ひ、久々の更新待ってました…！！本当に久々なのに文才落ちてないし相変わらずほんわかするし笑うしありのまま(ryの所分かる人にしか分からないネタw あとリリィの「説明(ry」はしましたよねの方が…今のリリィの口調はちょっとおネエさんぽいような…応援してるから！ (2017年7月8日 0時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
兎カフェ(プロフ) - 暁さん» 了解しましたー、少々お待ち下さいね!! (2017年7月7日 19時) (レス) id: d68108c602 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストって大丈夫でしょうか？夢主ちゃんがみんなの動物姿に気づいて可愛がるというものです。ダメでしょうか？ (2017年5月23日 18時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ぜ、全然大丈夫だよ？だって兎カフェちゃんも忙しいでしょ？しょうがないって！うん、ずっと、完結するまで……いや、完結したあとも応援してる！ (2016年10月15日 9時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎カフェ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年9月9日 21時
