【SERVAMP】森の中の喫茶店 〜in a everydays〜

Merry Chrismas!!!　〜喫茶Camomileからの特別メニュー〜 ページ26

今日は待ちに待ったクリスマス!


クリスマスの影響か、今日はお客さんの入りが多くて、結構大変な状況に陥っている私です←


今までまったりお客さんと喋ってる事が多かったですからね←


「すみませーん、店長さーん」


『あ、はい!ただいまっ!』


「このクリスマス限定の切り株ケーキを一つ頼んでもいいですか?」


『畏まりました、切り株ケーキのオーダー入りましたー!!』


厨房の方に声を掛けると、


「りょうかーい」という声が聞こえて来た。


そう、実は椿お兄ちゃん達に手伝ってもらってます。


いやー、助かります……


『あ、そういえばクリスマスだし、客足増えるんじゃない?僕達もお店の手伝いしようか?』と言ってもらえた時は椿お兄ちゃんに後光が見えました←


いや、割とマジで←キャラ保て


おっと、ついキャラ崩壊してしまいましたね。


「Aさーん、切り株ケーキ出来ましたよー」


『あ、はーい!』


リリイさんの声がした。


……仕事に集中しよう、皆頑張ってるんだし!!
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
『ありがとう御座いましたっ!』


やっと客足が減り、落ち着いて来た頃、外はもう真っ暗だった。


皆、疲れたのかぐでっと壁に寄り掛かっていたりした。


「あー、疲れたっス……接客のバイトしてるっスけど、こんなに疲れたの今日が一番かも知れないっスよ…」


「……大天使の俺でも…さすがに……」


「き、喫茶店はこんなにも疲れるのか…」


「御園、お水飲みますか?」


「あー……死.ぬほどめんどくさかった……」


「今回はさすがにクロに同意だな……」


「久しぶりだねー、御国ちゃんと一緒に仕事したの…」


「そうですね……」


「……疲れ…た…」


「うぅ、鉄、もう動けんぞ……」


「ヒュー、大丈夫か?」


それぞれ疲労の色が見える。


椿お兄ちゃんに至っては机に突っ伏して寝てる←


『皆、今日はありがとう!おかげで助かったよ〜』


私がそう言うと、皆それぞれ、「いえいえー」とか「皆乙ー」という声が聞こえた。


『…本当にお疲れ様。ありがとう』


ドタバタだったけど、楽しかった気もする。


ふと、皆の方を見ると、だいたいが疲労からか寝てしまっていた。


『ふふっ、メリークリスマス、皆。そして誕生日おめでとう、リヒトさん』


そう皆に言って、私は毛布を取りに駆け出した。

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