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Ryouta ページ19

連絡先を交換してすぐにグループを作り写真を送った。
彼女は一礼して仕事に戻っていった。

隼「りょーたくん!ありがとう!」

隼が嬉しそうに手を掴んできた。
どういたしまして。と握手する。
写真を眺めては幸せオーラ全開でにやにやしてる。

涼「この調子で仲良くなれたらいいね」

隼「なるー…いやもうだいぶ仲良しじゃないです?」

えへへーとだらしなく笑う隼。

涼「次はデートかな」

そんな隼を冷やかすように冗談交じりにそういうと、
顔を手で覆い隠してがんばる…とつぶやいた。
真っ赤になった頬が指の隙間から少し見えて
隼はかわいいなあなんて思った。

涼「猫飼ってるんだね、彼女」

アイコンが毛布の上で丸くなる猫になっていて、
隼に見せると、あーと声を出した。

隼「そーなんですよ。なんか拾ったみたいで」

涼「そうなんだ」

隼「名前悩んでたら、はちべえって

龍友くんが提案して。べえちゃんになってー」

隼が嬉しそうに語りだす。

その話を聞きながら俺は彼女のヘッダーを眺めていた。

窓越しに夕陽を撮影した写真。
そして窓枠に置き去りにされた指輪。

俺はその指輪が気になった。

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佐野涼香 - とても面白いです。更新頑張ってください! (2018年2月21日 4時) (レス) id: 0628dc249b (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグ外して下さい! (2017年11月29日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よしだ。 | 作成日時:2017年11月29日 10時

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