kiss me my girl？ (ページ17)

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Ryouta ページ17

隼「涼太くん！これとかどう！？」

涼「いやいや、お菓子のお返しに
アクセサリーはやりすぎだよ」

思わず苦笑いをしてしまった。
その様子を見て重いかー…と隼がしゅんとする。
隼と二人でプレゼントを買いにきた。

涼「ものがいいなら、ハンドクリームとかさ。
あと無難だけど女の子なら髪飾りとかは？」

なるほどーと隼がまた姿を消した。
さっきからプレゼント候補を持ってきてはダメ出しされている。

服やら指輪やらお菓子のお礼にしては
異常に重いものばかりを持ってくるからだ。

隼「涼太くん！これは！」

可愛らしいデザインのハンドクリームを持ってきた。
サンプルで匂いを確認すると甘く優しい香りがして
なんとなく彼女にぴったりだと思った。

涼「うん、いいと思う。ラッピングしてもらおうか」

お会計を済ましてラッピングしてもらうなか、
喜んでくれるかなー！ってそわそわしながら、
プレゼントを見つめる隼。

好きな人にプレゼントを選ぶって楽しいもんね。

まあ俺は最近一切そういうイベントとは無縁だけど。

ラッピングが終わり、プレゼントを抱えて、
Aさんのいるお店に向かう。

隼「涼太くん、ありがとうこざいましたっ」

涼「なに急に？喜んでくれるといいね」

このご恩は必ずー！と頭を下げる隼。

好きな人にまっすぐで一生懸命だから、
がんばれって背中を押したくなる。