Ryouta ページ12
さ「りょーちゃん、わたし先行くね?」
さなが身支度を終えて部屋から出て行く。
涼「あー…ごめん、きづかなくて。今日早いんだっけ」
さ「いいのいいの。ゆっくり休んで?また連絡するね」
頬にキスをするとにこっと笑って
バイバイと軽く手を振り出て行った。
俺もその後すぐ体を起こして、
シャワーを浴びようと立ち上がる。
今日は午前中暇だからゆっくりできるなー
なんて考えながら、シャワーを浴びた。
シャワーを浴びてから、
服を着替えて荷物をまとめていると、
小さな箱が目に入る。
昨日Aさんからもらったチョコレート。
封を開けて一つつまんで食べて見た。
( あまい… )
甘くて優しい味のチョコだった。
ふと彼女の笑顔が浮かんで、口元が緩む。
隼っててきとうだけど人を見る目はいいんだな。って思った。
ふと、携帯を見るとグループラインに
写真が何枚か追加されていて昨日の食事会のものだった。
ちゃっかり彼女の横に座る隼が本当に幸せそうで、
こっちまで嬉しい気持ちになる。
グループに、隼よかったねとおくると、
ありがとう!ありが!とう!ってすぐ返ってきた。
涼「浮かれすぎ」
はしゃぐ隼にクスりと笑みがこぼれた。
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佐野涼香 - とても面白いです。更新頑張ってください! (2018年2月21日 4時) (レス) id: 0628dc249b (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグ外して下さい! (2017年11月29日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしだ。 | 作成日時:2017年11月29日 10時