○君と僕２９話 ページ29
「あの、シュさん」
『ん？』
「サングラス、外したら？」
よく考えてみれば
声もシルエットもどこか見覚えがあって
シュさんにしか話してなかった仕事の話なのに
初めてミンソクに会った時
”やっと一人で任されたんだね”
って、
そんなの、おかしい
シュさんは優しくて
唯一心を開ける人だった
それがもしミンソクだとしたら？
姿を変えてまで私に近づく理由は？
「シュさん・・顔、見せて？」
サングラスに手をかけた時だった
『まだダメ。』
そう言って私の手を掴んだ。
「どうして？」
『Aちゃんが誰にも言えないこと
俺だから話してくれるんだよね？』
「・・うん・・」
『強引な男の事で悩んだ時
”シュさん”になら話せるでしょ？』
「・・頭が追いつかない・・」
だめ、
何言ってるのかさっぱり。
シュさんは察したように
困り果てる私の頬を優しく包んで諭した
『俺はこの姿でここにいる限り”シュさん”であって
”他の誰か”ではないよ。体は一つだけどね、(笑)
俺が言いたい事、分かる？』
私は首を横に振った
『ははっ(笑)そうだよね。
そのうち分かってくれたらいいな。』
シュさんはそう言って
焼酎を一気に飲んで微笑んだ。
「シュさんもミンソクもよくわかんない。」
『難しくてごめんよ〜』
今度は悪戯に謝りながら
私を抱きしめて
あやすように体を揺らした
シュさん・・
その体からは
昨日ミンソクから香ってきた匂いと
同じ香りがした
やっぱり、ミンソクなの？
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夜夏【よるむ】(プロフ) - ぱふぅさん» ぱふぅさんありがとうございます(o^^o)楽しんでいた抱けるよう頑張ります！ (2017年7月31日 10時) (
レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぅ(プロフ) - 次の展開が本当に気になります！更新楽しみです(*´∇｀*)応援しているので、これからも頑張ってください！p(*≧ω≦)/ ﾌｧｲﾃｨﾝ♪ (2017年7月31日 3時) (レス) id: 81c73cb288 (このIDを非表示/違反報告)
夜夏【よるむ】(プロフ) - 美香さん» 美香さんありがとうございます！Twitterに描写もしていくのでのんびりですがよろしくお願いします（＾_＾） (2017年7月25日 0時) (レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - twitterから来ました！少し読んだだけでも面白くて、展開が気になります！更新頑張ってください！ (2017年7月24日 18時) (レス) id: 978383da65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しー | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/12-093
作成日時：2017年7月24日 14時
