○私の秘密１１１話 ページ11
『A待って！！』
後ろから聞こえる声
やめて、
追いかけて来ないで、
でもセフンは男の子だから足も速い
運動音痴な私より全然、速い
『Aっ・・』
あっという間に掴まれた腕
「っ・・・」
『話をしよう。』
「離してよ・・」
涙が止まらなくて
こんなぐちゃぐちゃな顔
見られたくない
「話なんて、聞きたくない！」
大きく振りほどいた手
一瞬驚いた顔をして
私を胸の中に強引に引き寄せた
『僕が好きなのはAだよ。
ヌ、ハヌル先輩とは何もないんだ。』
「・・やめて！知らない！！」
『A聞いて！』
「お願い・・離してよ・・」
「苦しいの・・」
「今は混乱してるの・・」
「セフナお願い・・離して・・」
涙が溢れるばかりで
視界が歪む
セフナの胸の中が大好きで
この優しいリズムで髪を撫でてれる手が
もっともっと大好きで
それがあの人にもしてたって思ったら
辛くてたまらないの。
『・・A・・』
体を離すと
ヒクヒクする私の頬に触れて
丁寧に涙を拭ってくれる
ドクン
ドクン
また、トキめいた
「少し・・時間を下さい・・」
『うん。僕はいつでも待ってるから。』
私は彼に背を向けた。
セフナはそれ以上追いかけてはこなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 360人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜夏【よるむ】(プロフ) - エミリさん» エミリさんありがとうございます（ ; ; ）初めてということが嬉しいですし、喜んで貰えてもっと嬉しいです（ ; ; ）次もなるべく早く作りますね！フォロー大丈夫ですよお待ちしてます(o^^o) (2017年8月11日 2時) (
レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
エミリ(プロフ) - 自分めっちゃセフンペンなんですけど、セフン主役の小説これが初めてでした！昨日今日と一気読みしたんですけどもうキュンキュンが止まらなくて布団の中でニヤケながら読んでましたw本当に最高の作品でした！次の作品楽しみにしてます！ツイッターフォローいいですか？ (2017年8月10日 11時) (レス) id: 2155d519a2 (このIDを非表示/違反報告)
夜夏【よるむ】(プロフ) - kikisyouさん» 最後までありがとうございます(;_;)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2017年7月23日 13時) (レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
kikisyou(プロフ) - すごく面白いかったです！次の作品も楽しみにしています。 (2017年7月23日 11時) (レス) id: 66e8892ff5 (このIDを非表示/違反報告)
夜夏【よるむ】(プロフ) - シエルさん» シエルさん、最後まで読んでいただけて嬉しいです(;_;)前向きに検討し、続編書くかもしれないので少しだけ待っていてくださいね。本当にありがとうございます。 (2017年7月22日 14時) (レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しー | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/12-093
作成日時：2017年7月17日 10時
