戦いの果てには何がある…part２２『ダンボール戦機ウォーズ』

セレディの正体１４ ページ11

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ロイ｢隊長 しっかりしてください。やつらがロストエリアに入るのを 止めないと。｣









ｱｶﾈ｢でも セカンドワールドなんか 守る意味あるのかな？Aの両親が 殺.されたのも セカンドワールドがあったから…。｣









ロイ｢あります！｣









ｱｶﾈ｢あっ。｣









脱力するアカネにロイは違うという。









ロイ｢確かに Aさんの両親を殺.害したのは許されない事です。ですが 僕の国は セカンドワールドのおかげで 戦争が終わったんです。

そういう国を もっと 増やさなきゃいけないんです！｣









ﾘｸﾔ｢ロイ君。｣









ユノ｢みんな迷ってる。｣









ﾋｶﾙ｢何を信じればいいのか…。｣









偽りばかりで何が正しいのか判断できなくなるアラタたちに ムラクが声をかける。









ﾑﾗｸ｢アラタ。俺はずっとセカンドワールドを 疑いつづけてきた。だが 今は セカンドワールドを守るべきだと思う。

もし セレディたちに 支配されてしまったら 世界は終わりだ。戦おう。学園長の指示でも 司令官の命令でもない。

俺たち自身の判断でな。｣









ﾋｶﾙ｢僕ら生徒だけで エゼルダームを倒すってことか。｣









ﾊﾙｷ｢やろう。｣









ユノ｢そうね。｣









ｷｬｻﾘﾝ｢それしかないわ。｣









ムラクの一言で、皆が一致団結になり話が進む。









ｱﾗﾀ｢よし やろう！｣









ﾑﾗｸ｢うん。ハーネス。ロシウス…。いや すべての仮想国にも 声をかけよう。｣









ﾊﾙｷ｢そうだな。生徒全員に はっきりと真実を伝えたほうがいい。｣









ユノ｢自分で考えて判断する…。Aとアラタ 得意だよね。｣









ユノがそう言うと、アラタは振り向く。









ｱﾗﾀ｢え？｣









ﾋｶﾙ｢得意というより 協調性がないだけだろ。｣









ｱﾗﾀ｢何だよ。｣









ﾊﾙｷ｢ヒカル。お前も似たようなものだ。｣









ハルキがそう言うと 周りは皆笑顔になる。









ユノ｢あとは Aが目を覚ますだけね。｣





ユノがそう言うと 皆は心配そうに彼女を見ていた。
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