ブラコンラバーズ (ページ2)

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私のライバル 2 ページ2

「おっはよー！しうちゃん！」

『ブッ』

「お、ルハン」

「あれ、Aもいたの？ごめん気付かなかった」

『…』

私は幸せ幸せ幸せハッピーライフを送れると思っていた。

そう、なんの邪魔も壁もなく。

だが、この男…ルハンの手によって壊されかけているのだ。

こいつは私が入学して存在を知ってからいつもいつもいつも邪魔ばかりしてくる。

キラキラした瞳を持って、スタイルも良く、顔も良い。その上スポーツも出来るとなったらモテない訳が無い。

が、皆このキラキラした笑顔に惑わされているのだ。

ルハンはオッパの友達で、親友で、仲良しで、高校生活はずっと一緒にいるらしい。

こいつも、ミンソクオッパのことが好きなんだ。

『ルーーーハーーーン…』

「こらA、年上なんだから呼び捨てはダメだって言ってるだろ」

「あぁいいんだよしうちゃん。俺は気にしてないから(ミンソクの中の俺の好感度アップ)」

『…』

「俺はなんとでも呼べばいいし(Aの好感度だだ下がりだなププッ)」

このクソ男…、

…ルハンの心の声が手に取るようにわかる。

好感度なんて…クッソ！！！！

隣のミンソクオッパを見れば、爽やかな笑顔で「ルハンは優しいな～」なんて言ってるし。(可愛い)