二十一話 ページ21
ラウール「そんな事はどうでもいいんだよ。」そう大声でいって近くにあったドラム缶を蹴り飛ばした
がらんがらんがらんと大きな音がしてドラム缶が倒れた
一瞬びくっとしたもののラウールだからか平常心のA。
ラウール「もうさ、いいこでいるの疲れたんだよね。ちなみに今までのことは全部俺だから。
黒幕ってやつ笑」
A「ラウール君。君はいったい何をしたいの？」
ラウール「何って別に。しいていうならすべて一掃したいかな。ごみは掃除しなくちゃね。」
A「なるほどね。それわかる気がするなぁ。」
ラウール「やっぱりそう思うって。誰が共感はしろってゆったよ。」
A「ノリツッコミだ。」
ラウール「うるせーな。とにかく消えてほしいんだよね。俺が一番消したかったのはあんただからね。そういえば青池まゆか。あれは面白かったね。おれのいうこと鵜呑みにしてあんたのこと憎んで死んでいったんだから。」
A「あんた。おねぇちゃんに何したの？」
ラウール「あん？あいつは自分で勝手に死んだよ。」
A「お前。」拳を握りしめラウールにとびかかろうとするA
パンパンパン
ラウール「お前は目黒。」
目黒「いやー。嬉しいねー。俺もリストに入ってたりする笑」
A「あんた帰ったんじゃなかったの？」
目黒「お前は下がってろ。」
A「何よ。」
目黒「馬鹿だから。お前に勝ち目はないっていってんの。」
A「はあ！？」
ラウール「ち！だからいちゃつくなって
A「いちゃついてないわよ。」
うー。外からサイレンの音が聞こえる
ラウール「チっ！さつか。」そういってラウールは去っていった
目黒「俺じゃないからね。ってもういないか。」
向井「Aー。」
A「康二。」
向井「大丈夫やとおもうけど、大丈夫か。」
A「うん。大丈夫だよ。」
向井「やろうな。Aは、昔スケバンやったから
A「康二。それはいわないの。」
向井「しかしラウールがなぁ。」
渡辺「そのラウール君についてきかせて。」
目黒「俺は帰りますよ。知らないんで。」
渡辺「ああ。」
向井「まあ俺等も詳しくは、、、」
A「でもあいつはゆるさない。おねぇちゃんを。」
渡辺「とにかく我々は、ラウール君を探す。何かあったら連絡してくれ。」
向井「はい。」
渡辺「くれぐれも自分で何かしようとするな。」
A「分かってますよ。今日はギラギラした人
続く
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作者名：チューリップ | 作成日時：2020年10月30日 22時
