十二話目 ページ12
ー目黒ー
渡辺という刑事から連絡がきた
要件は分かっていたが、今喫茶店で男二人で黙って向井合わせでコーヒーをすすっている
渡辺「君は、青池まゆかについて知っていることはあるか？」
目黒「俺は、何も知らない。」
渡辺「だとしたら、、、」渡辺は黙って何か考えていたと思ったら口を開いた
あの子を守るためか。
青池は、迷わず人を殺す。
目黒「刑事さんもういいっすか。」
そういってテーブルにお金を置いた
渡辺「お金はいいよ。でももし青池の事で何か分かったらここに連絡してくれ。」
目黒は黙って渡辺な名刺を見下ろした
目黒「別にいいっすよ。」
？「ふーん。蓮君と、○太君接触したか。ふふふ。もうじきよA。」
ーAー
くしゅん
風邪かなぁ？
ラウール「Aさんどうしたんですか？」
A「ちょっと寒気がね。」
ラウール「気をつけて下さいね。この季節冷えるから。」
A「ありがとう。」
バチ
A「え？停電？」
ラウール「Aさん大丈夫ですか？」
A「大丈夫だけどラウール君は大丈夫？」
ラウール「正直無理です。俺暗いのダメです。」暗くて見えないけど、震えてるであろうラウール。
A「ラウール君どこ？」
ラウール「ここです。レジの真下。」
A「ちょっとまってて。(ギュ)」
ラウール「おわ！」
A「大丈夫。私だよ。」
ラウール「Aさんか。」(てことは)
いきなり黙るラウール
A「ねえ、歌おうか。じゃーね。かえるの歌。」
ラウール「え？かえる？」
A「いくよ。かえるの歌が〜はい。」
ラウール「かえるの歌が
A「ラウール君うまい。」
ぱち
A「あっ！ついた。」
ラウール「Aさん。」
つながれていた手を見てラウールは顔を赤くしている
A「あっ、ごめん。(手握っただけで真っ赤になってウブだなぁ。」
店長「いやー。さぶいねー。」といいながら店長が入ってきた
A「おはようございます。」
ラウール「おはようございます。」
店長「おはよう。なんかさ結構雪降ってたから今日早く閉めて帰っちゃお。」
ラウール「帰っちゃおっ。って。」
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作者名：チューリップ | 作成日時：2020年10月30日 22時
