二話目 ページ2
顔色ひとつかえないでいきなりキスしてきた
A「なに！」
目黒「こっちが聞きたいくらいだよ。Kissくらいでうるさいな。はじめてじゃあるまいし。」
黙るA。
目黒「うそだろ。」
A「どうせ30過ぎてキスの一つや二つしてませんよ。」
目黒「一つや二つってお前馬鹿だろ。」
A「なんなのあんた。」
目黒「まあいいや。これ。」
A「なにこれ。」
目黒「かけたら必ず出ろよ。」
A「はあ！？」
スマホを見るといつの間にか奴の名前が私のスマホに入ってた
目黒はじゃあ。といって帰った
なんで勝手に人のスマホに入れるんだよ。
かかってきても絶対きかないから。
それから何日たってもかかってはこなかった
なによ自分からいったのに
プルルー
きた！でようとして手をとめた
でないと決めたのよ
鳴り続ける電話
A「あー。もううるさい。はい。」
あずかった。
A「はあ？なんて？」
ノイズが入ってききとりにくい。
「男はあずかった。」
A「はあ？あんただれ？」
うっ！と呻き声がきこえる
A「なんなの？」
うああああ。
と叫び声が聞こえた
A「やだ。ちょっとなに？」
ピコン
A「うわ！なにこれ。助けたくないな。」
私のスマホに目黒の痛々しい姿が
「助けたくばここへこい。」
A「えーっと。なぜわたしが？」
と思いながらこんなの見せられたら人間としてほっとくのもな
目黒「くるな。」
ツー
A「え？ちょっと。」まあ本人がくるなって言ってるからいいのか？
しばし考え、あーもう。
A「すみません。」私は、タクシーを捕まえて飛びのった
A「すみません。〇〇に向かって下さい。早く！」
ハアハア
「早かったな。」
(あー。スピード違反したからな。あれ？あいつは？)
ー数分前ー
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作者名：チューリップ | 作成日時：2020年10月30日 22時
