七番 ページ7
ー404ー
陣場「さて、そろそろ行くか。」
志摩「俺の相棒が二人ともきてないんですけど。」
ガチャ
桔梗「みんな揃ってる？遅くなったけど、紹介したい子がいるの。あら、伊吹がいないわね。まあいいわA入って。」
紹介されて桔梗の後ろからひょっこり出てきたA
A「おはようございます。」
陣場「久しぶりだなぁ。月島。」と喜ぶ陣場
九重「はじめまして九重世人です。」と真面目にあいさつする九重。
志摩は、いつも以上に目を見開いて
Aをみてた
A「お久しぶりです。陣場さん。志摩さん。はじめまして九重さん。あれ？私の相棒が一人いない。」
志摩「あっ！月島行くぞ。早く。」
A「え？ちょっと志摩さん待って下さいよー。」
陣場「あはは。賑やかだなぁ。九重俺たちも行くぞ。」
九重「はい。」
みんなが出て行くと
桔梗は、「うん、大丈夫そうね。と納得した。
志摩＆A
A「志摩さん待って下さいよ。」
志摩がピタリと止まり一人の男に話かけた
志摩「伊吹さんですよね。
問いかけられた男は振り返り
伊吹「はい。伊吹藍でーす。」と大きな声で答えた
A「伊吹さんだったんだ。」
伊吹「あれれー？Aちゃんじゃん。警察になったんだ。」
A「はい！」と敬礼するA
じじじ
「〇〇公園前子供が誘拐されたとの通報がありました。」
三人は車に乗り込んだ
伊吹「ジャンケンポン。」
志摩「出してしまったけどなんのじゃんけんですか？」
A「私、負けたけど。」
伊吹「Aちゃん運転できる？負けた人運転するじゃんけん。」
A「人並みには。」
志摩「やってる場合か。二人共乗って俺が運転する。」
伊吹「じゃAちゃん二人で後ろに乗ろう。」
A「伊吹さん早く。」
伊吹「ねえ。志摩さん大丈夫？」
志摩「なにがですか？」
伊吹「顔色悪いですよ。」
志摩「大丈夫です。」
A「志摩さん運転変わりましょうか？」
志摩「大丈夫だから。」
志摩に怒鳴られ黙るA。
伊吹「志摩さん女の子には優しくしないと。」
志摩「伊吹さんちょっと黙っててくれませんか？」
イライラする志摩に伊吹「はいはーい。なに怒ってんだろうねー。」とAに言う伊吹。
ー志摩ー
こんな事考えてる場合じゃないけどどうして俺の前に現れたたんだよ月島。
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作者名：チューリップ | 作成日時：2020年8月19日 20時
