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五番 ページ5
志摩と鬼瓦がじりじりと近づいて行く
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刈谷「鬼瓦出て来なさい。」
志摩「うるさっ！」と志摩が笑った
香坂「月島さん。すみません。すみません。」
頭を下げ続ける香坂にAは、「大丈夫ですよ。ありがとうございます。」と優しく言った
志摩「泣くなよ。」と香坂の肩をポンと叩く香坂。」
香坂「泣いてません。」
志摩「泣いてんじゃん笑」
刈谷「おい。志摩始末書書いとけよ。」
志摩「はい！？」
刈谷「当たり前だろ。始末書だけで許してやるんだ。」
香坂「なんで！？志摩さんは月島さんを助けただけですよ。」
志摩「香坂。始末書ぐらい何枚でも書いてやるよ。」と笑う志摩に刈谷はムッとしたが香坂はかっこいいと思ったそうな
志摩「月島さん。これ。」
A「これは？」
志摩「これからこちらに住んで下さい。後、何かあったらなんでもいってくれていいので。」
A「志摩さん。警察の人ってこんな事までしてくれるんですね。ありがとうございます。」と志摩の手を無意識ににぎるA。
香坂は、ニヤニヤとしながら「志摩さん意外と分かりやすいですね。といった。」
志摩「うるさい。」と言ってその場を去る志摩。
この時はまだあんな事が起こるなんて思わなかったから。
悲しい事件。
この日は
私達が、笑い合ってた最期の日だった。
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作者名：チューリップ | 作成日時：2020年8月19日 20時
