○そばにいさせて１０話 ページ10
朝起きると彼からメッセージが届いた。
ウォヌ君おはよう。良かったら今日一緒に行かない?
支度を始める前に届いた内容に、自然と胸が弾む。
ウォヌ君がせっかく誘ってくれているのに断る理由も無いし、返事をしようと手をかけると、続けてメッセージが送られてきた。
ウォヌ君8時に迎えに行こうと思うんだけどどうかな?
「8時…あと1時間だ、
チャニ！起きて？早く準備するよ！」
私8時10分でお願いします!待ってます!
返信をして、チャニを起こすと、必要な支度を済ませて30分後にチャニを送り出した。
そして、ウォヌ君が迎えに来る時間を気にしながら、いつも以上に髪を手入れして、普段はつけないグロスを唇にのせた。
鏡を見ると"変じゃないかな…"なんて独り言が出る程。
結局、ウォヌ君が迎えに来る直前までバタバタして、
インターホンが鳴った時には息切れする始末。
『Aおはよう。』
「お、おはよう！」
『大丈夫？走って出てきたの？』
「ま、まさか！今鞄持ってくるね。」
きっとこんな私を笑いたいだろうに
ウォヌ君は何でもないように私を見つめると
優しい笑顔を見せた。
『A、いつもと違う。』
「え？」
『んー、唇、かな？何か付けた？』
「へ、変かな？」
『ううん、とっても可愛い。』
繰り広げられる会話に心臓が破裂しそう。
私を見つめるウォヌ君の視線も言葉も優しすぎるから。
そんな私を余所に、腕時計を確認すると、"そろそろ行こうか"と私の鞄を自転車に入れて後ろに乗るよう促すウォヌ君。
「私重いよ？」
『大丈夫、ほら、』
そう言って私を座らせると
そのまま手を腰に回させてギュッと掴んだ。
『落ちないようにしっかり掴んでね、』
って。
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夜夏【よるむ】(プロフ) - nagisaさん» 初めましてありがとうございます！なるべくお待たせしないように更新頑張ります！楽しみにしてくださりありがとうございます！ (2019年9月20日 20時) (
レス) id: 45bc967ae3 (このIDを非表示/違反報告)
nagisa(プロフ) - ウォヌペンの私にとってはめっちゃキュンキュンする作品です！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: 0a5fb02e40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しー | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/12-093
作成日時：2019年9月8日 21時
