○そばにいさせて３０話 ページ30
「か、からかわないでよ…」
『からかってないよ？本気で知りたい。』
「…………教えない。
なんでそんなこと知りたいの…」
『それは………』
そこでまさかウォヌ君まで俯いてしまった。
え、っと思って顔を覗き込むと何故か頬を赤くして
悩んだ顔をしている。
「ウォヌ君？どうしたの？」
私が声をかけると、勢いよく顔を上げて言った。
『クリスマス、俺とデートしてください！』
「デート？」
あまりに突然で驚いていると、
弱々しく発するウォヌ君
『ダメ…かな、嫌なら全然…
「嬉しい。」
『本当？』
「うん。クリスマスデート、楽しみ。」
そうして、初めて二人で会う日が決まった。
ウォヌ君は嬉しそうに笑うと
"それじゃ、また明日ね"って、はにかみながら
背を向けて帰っていった。
私は嬉しくて、家に入るとすぐに部屋のクローゼットを開けた。
自分が持っている服を全部出して鏡の前に立つと一つ一つ照らし合わせて、"何着ようかな、どんな服装が好きかな、"ってそんなことを考えながらデートに着て行く服を選んでいた。
その夜、
「チャニ、ヌナ仲直りしたよ。ウォヌ君と。」
『本当！？』
「うん。心配かけてごめんね。」
『ううん！またおぬよんと遊べる！』
「そうだね、その為に人参さんも食べて
いっぱい元気つけないとだね。」
『人参さん！食べる！』
弟のチャニはウォヌ君の話をすると、
普段は嫌いで残す人参も綺麗に食べてくれた。
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夜夏【よるむ】(プロフ) - nagisaさん» 初めましてありがとうございます！なるべくお待たせしないように更新頑張ります！楽しみにしてくださりありがとうございます！ (2019年9月20日 20時) (
レス) id: 45bc967ae3 (このIDを非表示/違反報告)
nagisa(プロフ) - ウォヌペンの私にとってはめっちゃキュンキュンする作品です！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: 0a5fb02e40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しー | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/12-093
作成日時：2019年9月8日 21時
