貴方がいたから Part9 (ページ41)

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愛沙の気持ち、ちゃんと聞かないとな。色んな話しただろうから愛沙から気持ちをね。公表することも。俺だからできる話もあるからね。

ひろにぃ『愛沙、ゆっくりおにぃと話そうか？ちゃんと愛沙の気持ちも決めたことも聞きたいんだよな。ちゃんと寄り添いたいし知りたいんだよな。それ含めて俺からメンバーにちゃんと話させて欲しいんだよな。』

おにぃの気持ちは痛いほど分かるからちゃんも話さないとだよね。パパにもママにも話せたんだからおにぃにも話さないとだよね。頑張ろうかな。パパかママに甘えたらいいもんね。それでいいよね。

ここ『話してもいいの？おにぃ、嫌にならない？嫌だってならない？ここ、要らないってならない？離れることない？ずっとおにぃでいてくれる？』

愛沙、不安になってるな。そんなことないよって言わないとね！

ひろにぃ『いいよ。どんな形でもいいから俺に話して欲しい。離れることも嫌いになることも嫌になることもないよ。俺はずっと愛沙だけのおにぃだからさ！ギュッしながら話す？』

ここ『…んっ。わかったぁ。ずっと愛沙のおにぃで居てよ？離れたらここ、死ぬよ？ギュッしながら話す。それなら、ここ、話せる。』

ひろにぃ『もちろん、ずっとおにぃだから安心して。愛沙からは離れることないから。ギュしながら話そうな？ほら愛沙、おいで？』

ここ『うん。…おにぃ、寂しかったぁ。ギュしててね？愛沙、頑張って話す。おにぃになんで公表して欲しいのかも愛沙の気持ちも決めたこともパパとママに話したことも全部。それでもおにぃでいてね？泣いてらごめんね。』

ひろにぃ『よしよし寂しかったなぁ。よく頑張ったよ。ギュしてるから安心して？わかった。泣いても何してもいいから好きなように俺にありのまんま伝えて？俺はどんな愛沙でも大好きだから。ずっとおにぃだから愛沙だけの』

ここ『うん。わかったぁ。おにぃ、ここ、おにぃはここのって言いたいの。ここだけのおにぃって。いっぱい色んなこと言われたけど、これが苦しかったし辛かった。ここのって言いたかったずっと。』

俺に抱きつきながら愛沙はゆっくり俺に素直に気持ちを伝えてくれた。色んなこと言われてるのも分かってたけど俺が自信なくてこうなったから。やれることはこれから、こうなったからって言うのは最低だけど、不安を愛沙の減らしてあげたいと思ったから。

ひろにぃ『うんうん、そうだよな。苦しくさせて辛くさせてゴメンな？なんでも素直に話してくれていいから』