貴方がいたから Part9 (ページ12)

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ずっと想ってた。おにぃだけじゃなくてパパとママにも名前で呼んで欲しいって。それかここだけの呼び方が欲しい

ここ『パパとママだけの呼び方欲しい。…わがまま…かなぁ？ダメかなぁ…。』

たい『そうだったの？じゃあ家族だけの呼び方決めよっか。ここちゃんが呼んで欲しい呼び方でもなんでもいいよ。愛沙って呼ぶのでもいいし。』

わた『そっかぁ。じゃあ家族だけの呼び方決めよっか。愛沙って呼ぶ？それとも他がいい？』

ここ『うーん。家族だけのがいい。その方がここ、甘えられるもん。甘えたいもん、パパにもママにも。ダメ？』

たい『わかった！いいよ。なぁちゃんはどう？こっちゃんでもいいし可愛いよ？高嗣が呼んでる呼び方あるのも知ってるし、北山が呼んでるのもあるでしょ？ここちゃんはみんなそうだし。だったらと思って思い切ったけどどう？』

ここ『こっちゃん、いいよぉ。こっちゃんがいい。たまにでもいいから、愛沙って呼んで欲しい…。それでもいい？わがまま？』

わた『よし、じゃあパパとママの時はこっちゃんって呼ぶね。たまに愛沙って呼ぶね。思いっきりパパにもママにも甘えていいからな！よし、落ち着いたしもう少し寝よ？パパの仕事の前に起こしてあげるから』

たい『パパとも寝よ？パパとママの間に手を繋いで寝よう？それなら安心でしょ？大丈夫。ずっとこっちゃんのパパとママだから。おやすみ、こっちゃん』

わた『こっちゃんだけがママとパパの娘。ずっとね。安心してていいからな。よしよし、おやすみ』

ここ『うん。温もりあれば安心。ぜっーたぁい、手離したらダメだよ。出る時ちゃんと起こしてね？起きて誰もいないのやだぁ。おやしゅみ』

安心して寝てるのを確認して太輔と少し話す

わた『ここちゃんは我慢してたんだね。俺と太輔の呼び方に。わがままなんてないのにね。少しずつ不安消してあげよ？俺と太輔でさ。こっちゃん呼びずっとしてあげよ？』

たい『そうだな。ここちゃんはずっと我慢してたんだね。俺気づけなかったことが悔しいよ。さっきも泣いてたの。でも渉が居てくれてママで良かったよ。いつもありがとうなママ。パパとして俺も守らなきゃな。2人でこっちゃんって呼んで安心させてあげような。』

ちょっとした夫婦時間。愛沙のことを守るは必要なこと。こっちゃんって沢山呼んで甘えさせて愛を届けていかなくちゃね

ゆっくりの日だしここちゃん、起きちゃってるしもう少しゆっくり寝かせてあげよう。こうして寝顔見れるのもいい