友達61 ページ11
あなたside
.
授業中にこんなことをしていると
悪いことをしている気分になる
まあ、サボっている時点で
悪いことをしているんだけども
でも今は、サボっていることの罪悪感より
キスしていたい
そんな気持ちの方が勝っていた
だからだんだん私の理性も壊れてきて
体が言うことを聞かなくなる
手始めに、気付いたときには
彼の首に腕を回していて
呼吸をするために口を開けば
スルリ、と舌が口内に入ってくる
「はぁっ…」
息遣いも激しく荒くなってきて。
それと同時にキスも激しくなっていく
柔らかいものが服の中に侵入してくる
それが顕嵐くんの手だと分かるのは
それの流れで押し倒されたあと
押し倒されると自然にキスも終わって。
顔を見てると目が合って恥ずかしいから
目をそらすと首筋に違和感が
顕嵐「お前は、俺の女だから」
ちゅっ、と軽くキスをして起き上がる
その言葉でキスマークをつけられたんだな
って分かるとさっきまでしていたことが
脳内に蘇ってきて、顔が熱くなる
顕嵐「今のお前積極的だったから、俺も戸惑った」
教室戻るぞ。
そう顔を赤くしながら
いう顕嵐くんが妙に恋しく感じて
「大好きっ！」
そんな彼の背中に飛び乗った
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作者名：なーぽん
| 作成日時：2016年6月15日 20時
