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- kazuma side -
今日は朝早くから撮影が入ってるため、早めに起きたんやけど 、
え、何、今の樹の言葉 、
明らかな動揺を見せ、小さな声でモゴモゴと喋っているA
はいそうです、と言っているようなもんやん。
俺の事をチラッと見て、罰の悪そうな顔をする。
あぁ、そうか、
この前言ったこと、一応気にしてはいるんか。
昨日は早めに寝たので、大学の集まりに行ったAが帰ってきた所は見ていない。
大方酔っ払って帰ってきたんだろう 、
そのまま北人に部屋に連れてってもらって、一緒に寝たんやな、きっと。
ほんま、こいつは…、
『ご、めんなさい、』
別に俺の彼女でもないし、謝られる必要は無いんやけども、
この正体不明のモヤモヤは、全く収まらない。
樹「女なんだから、危機感っていうもの持ちなよ」
もう一度 、注意をしようと口を開きかけた瞬間 、隣に立つ樹が、俺が思ってたことをそのままAに言う。
まさか、樹が言うと思ってなかったから、少しだけ驚いた。
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せえ - ほんっとにすごくきゅんきゅんしました!笑ありがとうございます! (2019年4月29日 1時) (レス) id: 9ec98cd98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶちゃん | 作成日時:2019年4月14日 17時