今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:50,773 hit
小｜中｜大
○ ページ2
.
『陸くん、陸くん』
うるっさいくらいに、ずっと陸さんの名前ばっか出してるA。
こっちおいで、って何回も言ってるのにヤダ、の一点張り。
二人で酔ったら俺に甘えてくれるのに、陸さん居たら陸さんしか見えないみたいで、本当に腹立つ。
陸「俺明日も早いからそろそろ寝るよ」
『んん、私も一緒に寝る、』
陸「北人が凄い顔でこっち見てるからダメ(笑)」
陣さんに引き離されたAが切ない顔で、立ち上がると陸さんを見つめる。
陸「おやすみ」
そう言いAの頭にポンと手を乗せ、リビングを出ていった。
北ちゃん、と呼ばれ陣さんに寄ると、虚ろな目で陣さんに支えられたAがこちらを見上げる。
頬を赤く染めているせいか、妙に色っぽく見えてゾクリと、心臓が音を立てる。
『北人くん、』
北人「ん、おいで」
座り込むAを抱き上げると、キュッと弱々しく俺に抱きついてきて、あー可愛すぎ、ってさっきまでのイライラが消える。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 674人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せえ - ほんっとにすごくきゅんきゅんしました！笑ありがとうございます！ (2019年4月29日 1時) (
レス) id: 9ec98cd98a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶちゃん | 作成日時：2019年4月14日 17時
