○きっかけ ページ28
.
＿＿ 一年前 、
大学が終わり、帰路に着いている途中、知らない番号から電話がかかって来た。
『はい』
通話ボタンを押し、携帯を耳に当てると、知らない男の人の声。
「あ、葛城サンの番号で間違いないですか？」
『そうですけど、』
少し訛りがかっている。
多分関西弁だろう。
でも関西の方に知り合いなんていたっけな 、
不信感のまま相手の次の言葉を待つ。
「俺、坂本陣って言います。ハルさんにはいつもお世話になってます」
ハルさん、って事は婆ちゃんの知り合いの人？
『えと、私の祖母のお知り合いの方ですか？』
陣「あ、名前だけじゃ分からないか。ハルさんが家政婦してくれている家の、」
『あっ！RAMPAGEさん！』
その説明をされ、祖母が家政婦をしている"THE RAMPAGE"というグループなのに気付く。
16人のお世話をしている、という事と、有名なグループって事は聞いていたが、メンバーの名前までは流石に覚えていないし、知らなかった。
陣「そうそう！」
『あ、その坂本さん、でしたっけ？どういったご用件でしょうか？』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 479人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぶちゃん(プロフ) - せえさん» そう言って頂けて、とても光栄です！更新は早くないですが、これからも宜しくお願い致します！(*´`) (2019年4月14日 17時) (
レス) id: b69f05e659 (このIDを非表示/違反報告)
せえ - こんにちは！すっごくきゅんきゅんで癒されました！！ありがとうございます！これからも楽しみです！ (2019年4月14日 2時) (レス) id: 9ec98cd98a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶちゃん | 作成日時：2019年4月10日 8時
