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-you side-
『もう、』
通話を切り、携帯をポケットにしまう。
樹「北人さん?(笑)」
『はい、俺とも遊ぼー、って』
明日はRAMPAGEのLIVE DVD見ようと思ってた日だから、北人さんと遊ぶ訳には行かない。
そう北人さんに言えば、一緒に観るっていいかねないから内緒。
猫カフェも出て、あっという間に夕方。
そろそろみんな帰ってくるだろうし、晩御飯も作らなきゃ、という事で樹さんと家へ向かう。
斜め前を進む樹さんは、先程からさりげなく車道側を渡ってくれる。
『ふふっ、』
思わず零れた笑みに、振り返った樹さんが不思議そうな顔をする。
樹「そういえばAって、北人さんのことどう思ってるの?」
『えっ?北人さんですか?』
思ったよりも真剣な樹さんの目に不覚にもドキッとしてしまう。
どう、と言われても、
私の事好いてくれてるのは嘘じゃないと思うし、一緒に居て楽しいのは間違いじゃない。
『普通に好き、ですよ?』
樹「それは男として?」
『男?!』
突然どうしたんだろうか 、
今までそんなこと聞かれたことないのに。
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ぶちゃん(プロフ) - せえさん» そう言って頂けて、とても光栄です!更新は早くないですが、これからも宜しくお願い致します!(*´`) (2019年4月14日 17時) (レス) id: b69f05e659 (このIDを非表示/違反報告)
せえ - こんにちは!すっごくきゅんきゅんで癒されました!!ありがとうございます!これからも楽しみです! (2019年4月14日 2時) (レス) id: 9ec98cd98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶちゃん | 作成日時:2019年4月10日 8時