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『北人さん、』
そう言って手を離して、立ち上がろうとするとこちらを上目遣いで見つめてくる。
その顔が可愛くて思わずキュンとしてしまう。
あぁっ、陸くん以外の人にキュンとしちゃうなんて!!
と心の中で自分を戒める。
北人「どこ行くの?」
私の手を握る力をキュッと強めて、少し首を傾げる。
『…トイレです』
北人「ふーん、じゃあいいよ」
『有難うございます』
握っていた手をパッと話して、携帯の画面に視線を戻す北人さん。
って、なんで北人さんに許可取らなきゃ行けないの!
そう一人で思いながらトイレへと向かうと、タイミングよく空いた脱衣場のドア。
陸「うわっ!」
『陸くんっ!!』
ドアの前にいた私に驚いた陸くんは、お風呂上がりで少し上せているのか頬が赤くなっていて可愛い。
何より髪が濡れていて色っぽい。
陸「ここで待ってたの?(笑)」
『違いますよっ!トイレ行こうと思って!!』
陸「行ってらっしゃい(笑)」
そう言って、リビングの方へ行ってしまった陸くん。
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ぶちゃん(プロフ) - せえさん» そう言って頂けて、とても光栄です!更新は早くないですが、これからも宜しくお願い致します!(*´`) (2019年4月14日 17時) (レス) id: b69f05e659 (このIDを非表示/違反報告)
せえ - こんにちは!すっごくきゅんきゅんで癒されました!!ありがとうございます!これからも楽しみです! (2019年4月14日 2時) (レス) id: 9ec98cd98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶちゃん | 作成日時:2019年4月10日 8時