声優オタクの声優さん ぱーと7

【番外編】好きなもんは好き ページ41

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1つ前の続き


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翌日。恐らく一日目のものと思われる筋肉痛と戦いながら無事に起床。

帰京のため空港に向かい、両親に挨拶をすると「今度は紀章くんも一緒に帰ってきぃね」と言われた。




福岡空港から羽田空港までだいたい2時間弱。

セットリスト聴いてたらすぐだろうなとイヤホンをして昨日のを流す。ちなみにイヤホンはきーくんの声で喋るアレ。



セットリストが終わらないうちに無事に羽田空港に到着して荷物を受け取る。

筋肉痛もあるしのんびり帰ろうかなと改札の方へ向かおうと足を向けた。




「おかえり」


「えっ！！！？」


「会いたくて迎えに来ちゃった」




後ろから急に声をかけられ振り向くと立っていたのは昨日先に帰っていた愛しの人。

流れるように引いていたキャリーバッグを奪われ手を握られる。




「疲れたでしょ？家帰ってゆっくりしよ」


「い、いやいや！私よりもきーくんの方がっ！」


「Aに会って疲れ吹っ飛んだから問題ない」


「問題あるってば！」




身バレしないように(してもいいんだけど)小声で抵抗したけど何処吹く風。
私も会いたかったし嬉しいんだけどそれ以上に疲れてないか心配で。いくら今日オフとはいえ絶対休めてないし。




「さ、タクシー呼んでるからあっちね。ご飯食べた？どこか寄る？」


「……どこか寄りたいです」


「よし」


「今絶対拒否権なかったでしょ…」




とってもご機嫌な様子。これはもう何言っても聞かない。

本当なら私が労うべきなんだけど本人にその気がないから無理です！！！




「あ、忘れてた」


「へい？」


「会いたかったんでしょ？おいで」


「うぅぅ………」




結局自分の本心には勝てなくて人もそこそこ多いというのにきーくんの胸に飛び込んだ。

大好きな人の大好きな匂い。そしてたくましい腕に抱き締められて安心した。ちょっと泣いたのは秘密ね。




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@aaa
空港でみかっちっぽい人いるなぁって思ったらきーやんいて熱烈なハグしてました。ご馳走様です。




@bbb
迎えに行ったんだ……へぇぇぇぇ(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ




@ccc
かわいい……かわいい………




☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆




下書き公開してましたごめんなさい( ´•ω•` )




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