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甘えた ページ11

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私もきーくんも忙しくなる年末年始。
2人の時間が取れなくなる前にイチャ溜めしておこうということで、今まで以上に会話とスキンシップが増えた。

もしかしたら2人だけじゃなくなるかもしれないから2人きりも大切にしようという意味も込めて。


ほんとにちゃんと子どもが出来るかどうかも分からないけどね。




今私はきーくんに膝枕してもらってテレビを見てる。
ちなみに膝枕はきーくんのおねだりね。
きーくんは私の髪に指を巻き付けて遊んだり頭を撫でたり、たまにiPadで写真撮ってツイートしたりしてる。


そんなに自慢したいのか。


いや別に私は全然いいんだけどね。
ファンの人達がね。私もファンだけど。




「ねぇ楽しい?」


「楽しい」


「即答………」


「Aが甘えるのって俺だけでしょ?」


「…まぁ、」


「だから嬉しいんだよ。欲しくても手に取れないものを俺は簡単に手に取れるんだよ」


「なんでそんなに歌詞っぽいのさ 笑」


「ちょうど歌詞書いてるから仕方ないの!」


「ごめんて 笑 でもそんなので嬉しいの?」


「男は単純なんだよ。好きな女の特別以上に燃えるものはないの」


「ほぇ〜………」


「わかってる?笑」


「なんとなく?」


「わかってねぇじゃん 笑」


「分かってるってば!
でも私も嬉しい。だってこうやって甘やかしてくれるのきーくんくらいだもん」


「それはAがお姉さんしてるからだよ」


「それでもたまには甘えさせてくれてもいいじゃん?」


「かっきーとかどうなの?甘えさせてくれてくれそうじゃん」


「うーん………。なんだろうね……。
いつもツンツンしてるからあんまり…」


「そうなぁ………、学生の頃のが効いてんじゃない?」


「それはあるかも。あいつ甘やかし方知らないの?っていうくらい下手なんだよね。妹いるのに」


「兄妹と友達……そんときは彼女か。扱い違うんだよ。身内っていう括りあるのと無いのじゃ全然」




「ちなみに俺は妹いないから妹扱いとか出来ないけどね」とケタケタ笑いながらまた私の頭を撫でる。

今更甘える訳にはいかないからたまには私も素直になるかと頭の中でメモを残す。




きーくんの手が心地好くて段々瞼が降りてきた。
まだお風呂入ってないのに。

必死に睡魔と戦っていたけどきーくんの「おやすみ」という囁きと共に夢の世界へ旅立った。




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「かわいいなぁもう。お疲れ様」




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吐息(プロフ) - 更新ありがとうございます…!!! (2022年6月12日 0時) (レス) @page49 id: a1c6cc7dcc (このIDを非表示/違反報告)
ミックーリ(プロフ) - 吐息さん» こちらこそありがとうございます!紀章さん頑張っちゃいますよ(`・ω・´) (2022年5月7日 21時) (レス) @page37 id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
吐息(プロフ) - 子育て編もめちゃくちゃ楽しみです(*ˊˋ*)ありがとうございます! (2022年4月30日 21時) (レス) id: 8b136feb2f (このIDを非表示/違反報告)
ミックーリ(プロフ) - あさりさん» 現実では恐らく絶対に見られないので………😂😂😂 (2022年3月27日 8時) (レス) id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
あさり(プロフ) - やばい!紀章さんパパになるのめっちゃ嬉しい😆😆 (2022年3月22日 10時) (レス) @page21 id: 8ec5c40760 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミックーリ | 作成日時:2022年2月11日 2時

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