声優オタクの声優さん ぱーと4

愛しい彼女 ページ10

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ちょっと無理をさせてしまったようで、行為が終わって直ぐに寝てしまったAちゃん。



服を着る体力も残っていなかったようで辺りに脱ぎ散らかされている。脱がせたのは俺だけど。


このままじゃ風邪をひいちゃうからAちゃんを抱き締めて布団に潜り込む。






「あったけー……」





人肌が暖かいというのはこういう時に実感する。
体だけじゃなく心まで暖かくなる。



人の温もりを知ってしまうと手放したくなくなる。
Aちゃんは特に。

これからもずっと隣にいてほしいし俺もずっと隣にいたい。


愛おしくなって眠っているAちゃんの頭を撫でると、ギュッ抱きついてきた。



それがまた可愛い。


世の男共に言ってやりたい。



俺のAちゃんはこんなに可愛いんだぞって。
俺にしか甘えないんだぞって。



俺みたいなだらしのない奴に文句1つ言わずついてきてくれて、受け入れてくれる。
本当に出来た子だと思う。






「Aちゃん。俺はね本気だよ。

本気で好き。今までで1番好きな人だよ。
きっとこれから先、Aちゃん以上に好きになる奴なんていないと思う。


だからさ、ずっと隣にいてよ。死ぬまで一緒にいて。

俺こんなだから迷惑とか沢山かけるだろうけど。
でも絶対幸せにするからさ。

愛してるよ。






って、まぁ聞こえてないだろうけど 笑」






くさいことを言ってしまったけど熟睡してるAちゃんにはきっと聞こえてない。

でもそれでいい。


面と向かってだとちゃんとしたこと言えないだろうから。





…………プロポーズちゃんと出来っかな。






でも。遅くなってしまっても。絶対に俺の気持ちは伝えたい。


プロポーズのときに言えたら理想的なんだけど、ビビリだから言えるか分からない。




Aちゃんは優しいからなんて言ってられないし。
男見せないと。






「来年が勝負だな………」





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