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衝撃の事実 ページ39

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「Aちゃんのご両親お医者さんなの……?」


「え、そうだよ?言ってなかったっけ?」


「聞いてないよ!!?」


「あれそうだっけ?」


「なんでそんな平然としてんの?
というか、え、もしかして知らないのって俺だけだった感じ?」


「いやむしろ紀章さんにしか言ってないと思ってた。
だから誰も知らないと思う……。

あ、前野は撮影の時に来たから知ってるか!」


「頼むから先に言っといて……。心の準備がさ……」




珍しく小さくなってる紀章さん。
でもいくら医者とはいえ、普通に田舎の人だから全く緊張する必要なんてないのに。

お母さんあんなだし、お父さんも医者とは思えないくらいお酒飲むし。


とりあえず会わせるしかないか……。




「ほら、早く入ろ?2人とも楽しみに待ってるから」


「はぁぁぁ〜〜。いや急に心配になってきたわ……」


「大丈夫大丈夫!!」






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私にとっては普通だけど(当たり前)、紀章さんにとっては物珍しいようでリビングに向かうまでかなりキョロキョロしていた。

時折「マジか……」とか零してたし。


そしていざリビングのドアを開けようとすると「心の準備させて……!」とか言うし。

ホント見た目によらず繊細なんだから。


構ってるといつまで経っても入れないので容赦なくドアを開けて中に入る。



そこには昼間からテレビを見ながらビールを飲んでるお父さんと、パタパタとツマミの準備をしているお母さん。

うん、いつも通り。これなら大丈夫そう。




「お父さん、ただいま。そんで紀章さん連れて来た」


「は、初めまして。谷山紀章です」


「おー谷山さん!わざわざ福岡までありがとうございます!
いやぁ、やっと会えた。ずっと会いたかったとですよ!」


「いやいやそんな……。こんな年初めにすみません」


「そんな固くならんで!もう家族みたいなもんやし、座って飲みましょうよ!」




おいおい。娘は無視かよ。
確かに会いたいとは言ってたけどさ!!!


でも医者っぽくないお父さんの振る舞いに緊張が解れたのか、紀章さんもいつもの調子に戻りつつある。



まあいいか。



長らく待たせてしまったわけだし。
旦那さん………になるかもしれない人だから(自意識過剰かもしれないけど)、仲良くしてもらった方が私としても助かるし。



話を始めた紀章さんの隣に座り、私も会話に混じるのだった。





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急なご挨拶→←両親と紀章さんと



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ミックーリ(プロフ) - すーさん» ありがとうございます(*´ω`*) (2020年10月26日 22時) (レス) id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 面白いです!続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 7時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
ミックーリ(プロフ) - リジュさん» 放置気味で申し訳ないです……。待ってくださってありがとうございます!!若干スランプ気味なのでまた時間がかかりそうですが、引き続きどうぞよろしくお願いします^^ (2020年8月18日 0時) (レス) id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
リジュ(プロフ) - 更新ありがとうございます!紀章さんお誕生日でもしかして、と思っていました!!うれしいです。これからも頑張ってください! (2020年8月11日 14時) (レス) id: ffc829d7cf (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - ミックーリさん» はい!待ってます!ご無理はなさらないでくださいませ! (2020年6月18日 19時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミックーリ | 作成日時:2020年1月23日 12時

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