声優オタクの声優さん

お誘い ページ8

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なんとかアフレコは無事に(？)終わった。一安心。


あの後談話室で「大丈夫大丈夫大丈夫………」と自分に言い聞かせて、なんとか落ち着いた。



スタジオに戻れば達からニヤニヤ顔で見られるし……なんなんだあいつは！！！




とにかく大きなミスもなく、前準備(覚悟を決めるだけ)が十分じゃなかったけど落ち着いて仕事が出来たと思う。

うん、良かった良かった。



今日はこの後仕事もないし、家に帰ってのんびりしようかなーなんて考えていれば。






「Aお疲れ様ー！」


「姉さん！お疲れ様です！」


「聞いたよ？今日紀章くんいるの知らなかったんだって？」


「そうなんです……めっちゃ焦りました………」


「その割には落ち着いてたと思うよ？」


「絶対紀章さんの前では失敗したくないなって思って、めっちゃ気持ち落ち着かせました……」


「その辺はちゃんとプロだね 笑」


「それ出来なかったら失格ですよ！？」


「分かってる分かってる 笑



そうそう、この後なんか予定ある？」


「？


特にないですけど……」


「じゃあさ飲みに行かない？」


「2人でですか？」


「ううん。紀章くんたちも一緒」


「え」






紀章さんもいるのか………どうしよう………
行きたいけど行きたくない………

なんか変に酔っ払って失礼なことしちゃいそうだし…






「どうする？無理しなくてもいいから」


「………達もいますか？」


「達央くん？うん、いるよ 笑」


「じゃあ行きます。達に通訳してもらいます……」





やっぱり同年代がいないと紀章さんと話せない私。
克服しなきゃいけないなーと思いつつ、どうしても克服できない。どうしたものか。

緊張して話せなくなっちゃうんだよね。
だから柿原と達にはいい加減にしろって怒られる。





「今日は頑張って紀章くんと話そうね 笑」


「うぅ……頑張ります…………」





とにかく今日は達に手伝ってもらおう…







☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆



予想以上にたくさんの方に読んでいただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！


通知がエラいことになっててビックリしました( °-° )
順位もついておりまして……本当にありがとうございます(๓´˘`๓)


自己満に近い作品ですが、引き続き読んでいただけると嬉しい限りです( ´͈ ᵕ `͈ )

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