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(O side)
「ねぇ、翔ちゃん。ニノの事なんだけどさ…」
『ニノ』
その単語を出すと、一瞬にして顔が暗くなる翔ちゃん。
「喧嘩してニノを怒らせちゃったなら、首輪黄色にしておいてあげれば？
俺らがいるより2人きりの方がお互い謝れるでしょ？」
俺は棚から黄色の首輪を取り、青い首輪と取り替える。
S「…でも…智くんは…？」
「俺は明日のニノ分と交換してもらうから。」
翔ちゃんはなにかまだ言いたそうな顔をしていたが、自分に反論できる権利がないことを思い出し、ご飯を食べ始めた。
それからしばらくして…
ーガチャ
ご飯を食べ終わると玄関のドアが開く音がした。
A「あ、ニノじゃん！」
俺の隣でお皿を洗っていた翔ちゃんは相葉ちゃんの声に反応し、こっそりとニノを見た。
ニノは俺らや相葉ちゃんにすらも声をかけず、階段を上がる。
そして向かった先は…
S「…僕の部屋……」
翔ちゃんは焦る。
まあ、彼を本気で怒らせたなら怖いでしょうけど、どうせ嘘に決まってる。
翔ちゃんで遊んでるんだろう。
「今すぐ行ったら？ちゃんと謝ってきてよー」
S「…怖い……」
翔ちゃんは恐る恐る階段を登り、赤い扉をくぐっていった。
(N side)
赤い扉をくぐり、彼のベッドの上で座って待っていると、怯えきった顔の翔さんが入ってきた。
「どうしました？」
俺はいかにも怒ってますよ感を出す。
まぁ、全部嘘だけどねっ！
S「…その……謝ろうと思って……」
「言いたい事があるなら手短にお願いします。ま、座って。」
俺は隣を手でポンポンする。
大人しく座り、弱々しく話し始める翔さん。
S「…俺のせいでニノを怒らせてごめん……。
…もう、俺のこと嫌いなr…んん……。」
俺は、ネガティブなことしか話さない彼の口を塞いだ。
もう、我慢できない…
「この私が嫌いな人とキスするとでも思いますか？」
俺は彼のダボダボなパジャマの下から手を入れようとした。
S「…だっ、だめっ！！！」
翔ちゃんはいつものように拒否する。
「なんでダメなんですか？」
S「…なにがなんでも……」
いつもと同じ答えをする翔さん。
それなら…
俺はいつも通り、彼を殴る。
もっと力で支配すれば、俺らの言う事を聞くようになるだろう。
それにしても、
なぜ彼はここまで夜遊びを拒否するのか、俺らには分からなかった。
おわり
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舞櫻(プロフ) - 雅翔さん» ありがとうございます！！！こちらこそお願いします！！！ (2019年6月7日 21時) (
レス) id: b8fbd9170d (このIDを非表示/違反報告)
雅翔(プロフ) - 舞櫻さん» 移行先、早速行きました！！名前、私が提案したものになっていて嬉しかったですっ！！ありがとうございます！！また移行先でもよろしくお願いします！ (2019年6月7日 21時) (レス) id: 960072a6bc (このIDを非表示/違反報告)
舞櫻(プロフ) - 雅翔さん» ありがとうございました！山田サイドと言っておきながら御村くんサイドだと勘違いしておりました！ (2019年6月2日 10時) (レス) id: b8fbd9170d (このIDを非表示/違反報告)
雅翔(プロフ) - 舞櫻さん» 今書かれているやまたろと花男の話なのですが、もう少し太郎君の口調などを柔らかくして見たらどうでしょう？ドラマでもそうだった気がしたので……作戦みたいだったら良いのですが！ (2019年6月2日 10時) (レス) id: 960072a6bc (このIDを非表示/違反報告)
舞櫻 - ヒールさん» リクありがとうございます！！！やまたろですね、しばらくお待ちください！！！ (2019年6月1日 22時) (レス) id: b8fbd9170d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞櫻 | 作成日時：2019年4月14日 10時
