にひゃーくに ページ5
有岡side
玄関のほうから聞こえる、
案外元気だった声。
貴「祐…怪我大丈夫?」
祐「へへっ、当たり前じゃん!なんてことない!」
高「散々痛い痛いって泣いてたのにな笑」
祐「うるせー高木!」
高「お?やんのか?笑笑」
慶「祐やばい!笑」
その後に高木が祐をくすぐってるけど、
左腕には注意を払ってる。
優しさをところどころを感じられる。
八「…んで、怪我の調子は?」
伊「んー?なんかね、俺らが思ってたより
傷ちょっと深かったみたいでさ、縫合したから
しばらく安静にしてください。って言ってた」
知「祐なんか言ってた?シゲのこと」
伊「言ってないよ。…良い意味でも悪い意味でも」
じゃあ、祐は特に何も思ってないのか?
いや、そうだったら色々問題だよな。。
有「…仲直り、っていうか、、しないとね」
自然と暗くなってしまった俺の声。
伊「仲直りなんて、すぐだよ。…がんばろ?」
心地良いくらいの高めの声が優しくそう言った。
・
・
祐「ねー!腹へったー!」
八「だな、そろそろ昼ご飯にしよっか」
元気なくせに甘えてくる祐。
それに慶ちゃんとたかが対応してて。
…よかった、あの3人はは仲良くやれてる
薮「…お、祐おかえり。腕痛くない?」
祐「んーんっ!おれ神だから痛くないよ!」
慶「祐が神だったの?笑笑」
祐「そう、おれが神!!」
貴「ばかかよ笑笑」
伊「たかも低学年くらいのとき言ってたよ笑」
貴「言ってねぇし!」
まぁ、でもたかも変わってない。
慶ちゃんの包むような優しさも。
山「中華だー、エビチリあるっ」
知「好きだもんね、エビチリ」
中「あれ、圭人エビ食べれたっけ?」
あの3人、固まってるのはいつも4人だけど、
みんながみんなのことを考えてる。
薮くんが言うには、
シゲと圭人はまだ相談室にいるらしい。
先に食べてて大丈夫、とのこと。
『いただきます』
その言葉をここにいる人みんなで合わせて言った。
・
・
岡「ごめんね、遅くなっちゃった」
シゲの背中を支えてリビングに来た圭人。
圭人はシゲを椅子に誘導してから、
自分が座った。
シゲは下を向いたまま、手を合わせて食べ始めた。
隣に座ってる祐も気まずいみたいで。
圭人と薮くん以外、祐とシゲ以外。
この空間には嫌な空気が流れた。
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なぎぷちょへんざー(プロフ) - しげちゃんが学校にいくことがストレスになってなかなか行けなくなっちゃって伊野ちゃんが慰めたりするのが見たいです! (2019年3月26日 11時) (レス) id: b65645d4ed (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - Mei-deiさん» そう言っていただけるととてもありがたいです!!!これからも頑張りますので、読んでいただけると幸いです…! (2019年3月26日 0時) (レス) id: 2fb865df0e (このIDを非表示/違反報告)
Mei-dei - すごく面白いです!続きが気になります! (2019年3月22日 22時) (レス) id: 0869282a08 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - まるまるさん» ありがとうございます! (2019年2月28日 23時) (レス) id: 188e7801c1 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - みるくさん» リクエストありがとうございます!さりげなく入れさせてもらいますので、少しの間お待ちください!! (2019年2月28日 16時) (レス) id: 2fb865df0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lucky | 作成日時:2019年2月15日 11時