偽りごっこ。___SB(M.A.G.I.C)

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宮近side









Aちゃんが去ってった後









ボーッと立ちすくむ









いい匂いしたな…









そこまで濃く絡んだことなかったけど









弱み見せてくれたのは俺だけなのかなって思ったら嬉しくて









あの儚さが逆に美しくて









「あれ、宮近なにしてんの？」






宮近「顕嵐…」





阿部「ん？」





宮近「…いやなんでもないw」





阿部「なんだそれw後は玄樹と岸くんだけ〜」





宮近「そっか、ならもう楽屋戻っとくか」





阿部「そうだな」









なぜか、顕嵐にも話せなかった









『誰にも話さないで』








そう言われてたから









表も裏もないAちゃんに






俺は嘘はつけない









たとえば君を傷つける誰かがいるなら









弱い俺だけど









必ず守るから









だから俺だけに頼ってよ

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