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家に着いてからも思い出すのは、知らない女の子に笑いかける優太の姿
このモヤモヤを優太にぶつけるわけにもいかず、衝動的に美佳に電話していた
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「浮気現場見たの?」
『浮気現場とまではいかないけど…
女の子と二人でいた…』
「それだけ?キスしてたわけでも手繋いでたわけでもないなら考えすぎじゃない?」
『でも最近あんまり会えてなかったのに、その子とは会う時間あるんだ…って思って…
それに最近、会っても会話もあんまりないし…ここ3ヶ月くらいキスどころか手も繋いでないんだよ?
優太、私のこと好きなのかな…』
「気になるなら本人に直接聞けば?勝手に色々考えて被害妄想膨らますよりマシだと思うけど?」
『うん…明日、優太に聞いてみる…』
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電話を切って時計を見ると、思っていたより時間がたっていた
布団に入って目を瞑っても、あの場面が浮かんできて、あまり眠れなかった
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作者名:メロンパンナ | 作成日時:2016年6月13日 17時