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みんなが出ていった病室には俺とAの2人きりでものすごく静かな空気が流れた
永瀬「、、、ごめん、俺今日なんもしてやれんかった」
『うん、多分そうやって責任感じてるんだろうなって思ったから声掛けたの
廉分かりやすいから顔に出てた』
Aの顔を見たら真っ白な唇をニヤってさせて俺を見てて
なんでこんな弱っとるやつに気使わせてんやろって虚しくなった
『今も自分責めてるんでしょ、何してんねん俺って？』
ヘッタクソな関西弁で得意げな顔をする彼女をギュッて抱き締めた
永瀬「うん、何してんねん俺って思った
ごめんほんまに、なんもしてやれんくて」
『私の方こそごめんね、頼れって言われたのに』
永瀬「気づいてやれなかった俺らも悪いけど、でもほんまに頼ってや？」
こんなん恥ずかしくて言えんけどマジでAが倒れた時、もう一生会えんかったら、とか一緒にステージ立てなくなったらとか悪いことばっかが頭を埋めつくしとった
大切な人を失うのがどれだけ辛いことなのかを知った今、この世で1番、いや1番以上の人を失うのがほんまに怖かった
だからこうして抱き締めてちゃんと存在や温もりを感じることが出来て安心した
永瀬「もう一生こんなに思いしたないねん、ほんまにしんどい」
『ごめんね、ちゃんとここにいるから』
“ ここにいる ” その一言で俺が感じた全ての不安を取り除いてくれたAにはなんでもお見通しなんやって改めて思った
点滴が終わるまでの間、気持ちよさそうに眠るAの顔を眺め愛おしさを募らせた
ずっと傍におってな、
( 桜叶果さんリクエスト )
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いゆ(プロフ) - Instagramフォローしました^_^これからも頑張ってください！！ (2019年12月1日 15時) (
レス) id: f1d7e895d8 (このIDを非表示/違反報告)
あ や 。(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます！！嬉しいです(T_T) (2019年10月22日 1時) (レス) id: 4397d8d289 (このIDを非表示/違反報告)
あ や 。(プロフ) - 桜叶果さん» リクエストありがとうございます！今書いてるのでもう少しだけ待っててください＼(^^)／ (2019年10月22日 1時) (レス) id: 4397d8d289 (このIDを非表示/違反報告)
あ や 。(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！！玄樹くんの話もどこかで入れますね！！ (2019年10月22日 1時) (レス) id: 4397d8d289 (このIDを非表示/違反報告)
あ や 。(プロフ) - サエさん» リクエストありがとうございます！ (2019年10月22日 1時) (レス) id: 4397d8d289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ や 。 x他1人 | 作成日時：2019年8月31日 21時
