“しらぶ”じゃなくて“しらふ”です3rd*

しらぶ ページ23

遥「川西、あいつと知り合い？」



川「え、あ、うん」



遥「彼女とか居るのかな？」




川「え、志桜？いや、居ないと思うけど…好きなの？」





遥「ばっか！違うわ！ 友達！友達が気になってるらしくて」





顔を赤くして否定する遥革。



川「そんな必死にならなくても」







川西が変な事言うからだろ。って言って机に伏せた遥革。




図星だったとか…？








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侑「たーいち！けんちゃーん！飯食べよ！」




ぐっすり寝たのか顔に跡がついてる。






侑「ほら、遥革退いた！早く食堂行かねぇと見れなくなっちゃうよん？」




ニヤッと笑った沙汰。




遥「ほんとうざい。…あ、しらす！」





『白布眠い、寝る』





遥「食堂行くの！」




『何で食堂…私、弁当ある』




遥「弁当持ったままでいいから！行くの！」








半ば無理矢理白布を連れ去る遥革。







『はるちゃん、待ってよー…。食堂、志桜いるから行きなくないのにー』








とか言ってる白布。




川「あれ絶対志桜の事好きじゃん」




侑「それな？」






唐揚げを頬張りながら喋る侑汰。






侑「あ、Aが双子なのは知ってるよな？それが、あいつ。白布 志桜。まぁ、見ての通りイケメンだし誰にでも優しいからかなりモテる」







フレンドリーだしな。って呟く侑汰。






川「あれで今は恋愛興味ねぇ。とか言ってるし、彼女作る気もないってさ」






侑「まぁ、相当なサッカー馬鹿だし仕方ねぇんじゃね？」





白「それお前が言う？」







沙汰もだいぶサッカー馬鹿だと思うんだが。





侑「いやいや、俺以上だぞ、あいつ。寝る時もボールと一緒らしいし」








あれじゃ一生結婚出来ねぇぞ、あいつ、って言った侑汰。








いや、お前もじゃね？

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