しらぶ ページ22
テスト期間中ってさストレス溜まる
授業中そう言いながらふてくされてる遥革。
つい最近席替えしたらこいつと隣になった。
俺は廊下側の一番前。
白布は窓側の一番後ろ。
つまり、端と端なわけで…。
「遥革、静かにしろー」
遥「テスト期間中で部活無いですし、今日なんか雨だから体育も体育館じゃないですかー」
「それは分かるが、せめて授業中は静かにしろ。他の人に迷惑だぞ。白布なんか凄い顔してたからな」
はーい。と言って静かになった遥革。
じーっと黒板を見つめる遥革の横顔を見て、不意にも綺麗だな、って。
って何考えてんだ、俺。
遥「何？」
白「いや？」
遥「なんかついてる？」
何もついてない。って言うと、そ、と返ってきた。
川「お前ら何見つめあってんの？」
後ろから太一が不思議そうに声をかけてきた。
遥「知らない。白布がなんかじっと見てきた」
川「ふーん。あ、そーいや遥革って兄弟いる？」
いるけど何で？って言う遥革に対し、なんか試合の時に遥革って書いてあるジャージ着てる人見かけた気がしたから。って答えた太一。
遥「うん、バレー部だよ？烏野バレー部。双子」
「そこ、何話してんだー。集中しろー」
はぁ、めんどい。っていう遥革の呟きは先生には聞こえなかったらしい。
・
・
・
「今日はここまでなー」
チャイムが鳴り、授業が終わる。
遥「川西のせいで怒られたんだけど」
川「無視してくれても良かったのに」
遥「…まずこの席なのが嫌。何で、周り男子ばっかなわけ」
川「お前そんなキャラだったか？」
遥「悪い？」
え、この2人仲悪いの？
ｶﾞﾗｯ
「あ、いたいた！太一！侑汰いる！？」
いきなりドアが開いたかと思ったら、サッカー部のイケメンで有名な男子だった。
川「侑汰？ちょっと待って……って寝てる？」
え、まじ？どこ？って言うと、沙汰のいる方を指差す太一。
「うわ、ほんとだ…ってあの馬鹿も寝てんのかよ」
川「侑汰に用があった？」
「まぁ。課題出してねぇから居残りするから一緒に帰れないって言いに来た」
川「なるほど。伝えとく？」
じゃあよろしく！ そう言って去ってった。
なんか騒がしい奴だな。
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苺瀬 - 白布が最推しの私にとってはこの小説得しかないです !! ← 更新ふぁいとです !!! (2019年3月1日 13時) (
レス) id: e680c1ff76 (このIDを非表示/違反報告)
菊丸 - 白布くんがカワイイ///楽しく読まさせていただいてます！！更新頑張ってください！！応援しています！！川西くんが面白いですww (2017年3月26日 18時) (レス) id: 17c293efd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuronana | 作成日時：2017年3月8日 16時
