しらぶ ページ21
「しらぶー、ここ教えて」
『いや、だからしらふだからね？！」
「早く教えろよー」
それが人に頼む態度ですか…。って言いながらも、隣のクラスからやってきた奴に教える白布。
最近、テストが近くなってきたからか、白布に問題を聞きに来る人がふえた。
まぁ、あいつ頭良いしな。
にしてもちけぇ。
あいつ絶対下心あるだろ。
鼻の下伸びてんだけど？
気に食わねぇ。
川「やー、賢二郎君ったら！」
べしっ
侑「嫉妬かな？」
相変わらず俺をからかってくるコイツら。
白「うっせーよ。」
ツンデレ。
太一にそう言われた。
「なるほど、さんきゅ」
『いいえー』
じっと白布の顔を見つめる男。
『なんかついてる？』
「いや、可愛いな、って」
『はい？』
「くりくりした二重の目に白い肌にほんのり赤い頬、ふっくらした唇…食べちゃいたい」
ﾌﾞﾌｫｯ
川「…ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…」
飲んでいた飲み物を吐き出した太一。
白「汚ぇ」
川「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…いや、あれはないでしょ…」
そう言いながら、床をふく太一に対して、
侑「ﾌﾞﾌｫｯ…やべっ…ｱﾊﾊｯ…食べちゃいたい…とか…」
お腹を抱えて爆笑してる沙汰。
いや、笑えねぇよ。
何なんだよ、あいつ。
白布は食いもんじゃねーっつーの。
『ぇ、あ…その…』
「ふふ、可愛い。じゃあまたね」
そう言って去ってった男。
顔が真っ赤の白布。
笑いすぎたのか涙目の沙汰が白布に近付く。
そして白布の耳元で
侑「食べちゃいたい」
そういった沙汰。
『なっ？！』
侑「ﾌﾞﾊｯ…やべぇ…」
また笑い出した沙汰。
川「食べちゃいたい…食べちゃいたい…食べちゃいたい…きも」
侑「最後の本音だろ、太一…ﾌﾞﾌｫｯ…やべぇ…ツボった…あはははは…」
沙汰はいつまで笑ってんだよ。
『まじであれはビビった…』
侑「あれ言われた後はさ、 じゃあ私を…食べて？…って言わな…ふっ…いと…あはははは…ﾌﾞﾊｯ」
べしっ
白「変な事教えんなよ、ばか」
侑「いや、だって…」
白「だってじゃねぇ」
侑「うす」
にしてもあいつ誰なんだよ
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苺瀬 - 白布が最推しの私にとってはこの小説得しかないです !! ← 更新ふぁいとです !!! (2019年3月1日 13時) (
レス) id: e680c1ff76 (このIDを非表示/違反報告)
菊丸 - 白布くんがカワイイ///楽しく読まさせていただいてます！！更新頑張ってください！！応援しています！！川西くんが面白いですww (2017年3月26日 18時) (レス) id: 17c293efd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuronana | 作成日時：2017年3月8日 16時
