“しらぶ”じゃなくて“しらふ”です2nd*

しらふ ページ50

そして授業終了。



さてと、練習しに行きますか。




そう思い教室を出ると、ちょうど太一に遭遇。



川「あ、ちょうど良かった」



『何が？』



川「ちょっとついてきて」








という事でなんか付き合うことに。






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連れてこられたのは空港。








川「連れてきた」



そこにいたのは…





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『瑠惟…？何で？』




瑠「黙っててごめんね。私、お父さんの仕事の関係でアメリカに行かないと行けなくて」




『いつ帰ってくるの…？』



瑠「３年後」




ってことは…もう瑠惟とは一緒にバスケ出来ないって事？






『もう一緒にバスケ出来ない？』



瑠「ばーか。帰ってきたら出来るじゃん。それに、向こうでもバスケ続けるつもりだから、強くなって帰ってくるから」





『ん、わかった。待ってる！』






するとニコって微笑んだ瑠惟。



瑠「じゃあ、そろそろ行くね。川西、A連れてきてくれてありがとう。そして大好きだよ。Aも色々ありがとう」







そう言って、去ってった瑠惟。



Aも。って私ついでみたいじゃん。









川「月比！俺も好きだから」



瑠「ばか…。今言わないでよ…』





瑠惟を後ろからぎゅーって抱きしめる太一。









川「待ってるから」




瑠「うん」




振り返り、泣きながらも笑顔で微笑んだ瑠惟。









『瑠惟！私のが瑠惟の事好きだから！』



瑠「そんな事しってる…私もすき」







遠ざかってく瑠惟を抱きしめようとしたけど、ここで抱きしめちゃうと余計辛い気がするから我慢。









『私絶対優勝するから！そしてもっと強くなるから！』

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