“しらぶ”じゃなくて“しらふ”です2nd*

しらふ ページ42

今は借り物競争の時間。


なぜ私の前に行列が…？






「バスケ部のエース」「好きな人」「髪色が普通じゃない人」「リスバンしてる人」「馬鹿な人」





なるほど…



馬鹿って何気酷くね？









えっと、どうしましょう。



すると横から手を掴まれ、腕を引かれた。






『うわっ…？！…ってお前かよ』



私の手を引いたのは侑汰。



そしてゴールへ向かって走り出す侑汰。









『ちょ、速い！何なの…？！』






そしてゴールテープをきる侑汰。





「1位は沙汰君ですー！ちなみにお題は幼馴染みだそうです〜」



いやいや、幼馴染みだそうです〜じゃなくてさ、、





侑「っ、わり…。流石にその…」




なるほど、緋眞菜はちょっと気まずいという事か。





『今回だけね』



サンキュ、って言って笑った侑汰。



イケメンなのには変わりないんだけどねぇ…。








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そして時は経ち、部活対抗リレー。



よりによってアンカーかよ…。









侑「おー、お前アンカーかー」



こいつどんだけ出てんだよ。









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部活対抗リレーは2位。



最後ゴールの所で派手に転びました。



スライディングゴール的な？









『ったい！…あ、痛い痛い！っ、うぅ…』



手当してもらってるけどかなりしみる。






緋「もう、鼻まで擦りむいて…ほら、できた！」



『ありがとう』







にしても体操服かなり派手に汚れました。



両膝、両肘にガーゼ、鼻にまで絆創膏とは…。





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瑠「余計可愛くなったね」


『元から可愛くないから』





瑠「にしてもあんたすご「選抜リレーに出る人は今すぐ入場門まで来てください。繰り返します……」…やっぱ何でもない。リレー頑張って





『うす、リレー頑張ってくる』









にしても擦りむいた所痛い…。

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