“しらぶ”じゃなくて“しらふ”です2nd*

しらぶ ページ2

そして昼休み





白布と屋上へ。





白「どうした？」





じーっと一点を見つめてる白布。






視線の先には俺の唐揚げ。






白「白布」




どうしたの？と白布が言い終わる前に唐揚げを白布の口の中につっこむ。








『ん…おいし』






相変わらず美味しそうに食うよな、こいつ。









ｶﾞﾁｬ






川「やっぱここにいた。」




『たひち…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…どーひはほ？』





ご飯をめっちゃ口に詰め込んでるA。




川「今日部活ないってさ、月比が言いに来た」





『わかった。ありがと』





川「いちゃいち邪魔して悪かったねぇ」








そう言って、去ってった太一。





『て、ことで、練習見に行っていい？』





白「ん、いーよ」







すると、やった！白布がトスあげてるとこ見れる とか言って喜んでる白布。









白「ねー、白布」




『んー…ってちょ、白布？！』








俺は後ろから白布を抱きしめた。






そして首あたりに顔を埋める。









『ちょ、くすぐったい』






白「最近話せてなかったから。白布充電中」







すると腰当たりに回してた俺の手の上に手を重ねてきた白布。









『仕方ないなぁ、一回3000円ねー』





白「高いな」






『でも時間せいじゃないから』








白「じゃあ、ずっとこうしてる」







それは授業始まっちゃうから駄目だよー、って言ってくる白布。









『にしても今日はデレ多めですな』






白「しゃーねーだろ」







するとクスッと笑って、嬉しい って言ってきた白布。









あー、後ろから抱きついて正解だったわ。







顔赤いのバレなくて済むし。

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