【ハイキュー×黒バス】烏野高校に行ったのは関西弁のキセキの先輩【ナンバーフォー！！】

百五十四わらび餅 ページ12

ー引き続き杜子sideー

杜「うん、ホントにマジで時間ない。これでも焦ってるよ」






なんてったってアーイドール！！じゃなくて、
今、もう二時前なんだよね。

やべぇね。









全「………」

澤「………菅」

菅「大地……」

澤「菅が、行く」

菅「で、でも大地……」









狼狽える菅原。

うん、泣きぼくろ可愛いね！！←









澤「………あいつに告白した俺たちは昨日ちゃんと断られてる」





全「え？」(３回目)









あ、このえ？は私も含まれてるよ、うん。

嘘だろマジかよ。

聞いてねぇよ！！









菅「………分かった」

杜「……うん、じゃあ早く」









階段をかけおりながら、器用に晃へ電話する。









晃『何だ』

杜「あ、もう来てる？」

晃『あぁ。校門にいる。…………早くしねぇと間に合わねぇぞ』

杜「分かってる！！」









今………









杜「ぎゃーーーー！！！二時！！！？うっそ！！菅原早く！！あれに乗って！！！」

菅「えっ、ど、うわ！！？」








私が押すのと晃が引き込むのが重なり、ものすごい勢いで菅原が車内に突っ込んだ。









杜「よし！！空港go！！！」









バン！！とドアを閉めると同時にギュイン！！と車が発車。









杜「さて………後しっかりやんな」


○○○○○○○○○○

ーーーーー
ーーーー
ーーー









「…………入るか」









あ、みんなひさしぶりー。

あたしサイドに戻ってきたぞー。









「忘れモンはないし………まぁ、なかったら買えばええし……」









マロンのゲージとキャリーケースを持ち歩き出す。









「…………」









ちょっと振る。

…………地味に寂しいwww









「………さt「A！！！」」









後ろから聞こえた声。









「……孝支？」

菅「待って………っ俺……！！」

「…………いや、いやいや！！何でおんの！！！？」

菅「A………」

「もー……余計なことしよってからに……」

菅「Aっ！！！」









必死で呼ぶ孝支の声に後ろ髪引かれながら、中へ入る。









「………はぁ」









鼻の奥がツーンとしてジワリと視界がかすむ。









マ「キューン……」

「っはは、大丈夫。」









いやはや、やられましたわ。

……ppppppp、









杜『申し訳ないお( ＾P＾)うふ』

「……そう思うんやったらやんなや」

杜『だってぇ…』

百五十五わらび餅→←百五十三わらび餅

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す