天才54 ページ11
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青「Aすげーな!運良すぎだろ!!
今度のテストヤマ張ったら俺に教えてくれよ!!」
俺の出任せに騙された青峰は希望を見つけたかのように言った
でもさ、俺だいたいヤマなんて張ってないし適当にやったらできただけだし教えるも何もないんだよね
しかもヤマ張ってたそれ教えても結局そこの勉強ができなきゃ点取れないし
青峰には教えたって意味なくね?
赤「お前はヤマ教えてもらう前に基礎をできるようにしろ
ヤマ張ったとしてそこができなきゃ意味ないだろ」
青「ちょ赤司ひどくね?」
赤「本当のことを言ったまでだ
だいたい本当にヤマだけで年中全教科満点なんてありえないだろ
ただの口から出任せだよ
そうだろ?小鳥遊」
バレてたか
貴「流石赤司
流石に全部ヤマだけでどうにかしようとなんて無理な話だよ
取り敢えずヤマ張ってあとはそれなりに授業聞いとけばなんとかなるでしょ」
青/黄「「ならねーよ!/ならないっスよ!」」
貴「あれ?」
黒「流石Aくんですね
なかなか真似できませんよ」
緑「俺はそんなに適当なやつに負けてたのか…」
褒めるテツヤと何故か悔しがってる緑間
だいたいなんで悔しがってる?
順位なんてどうでもいいじゃん
紫「みどちんはねーいっつも1位狙ってるんだよー
まーどんなに頑張ってても万年3位なんだけどねー」
緩い口調の割に結構きついこと言うんだな
緑「紫原!!貴様ー!!」
少し緑間が可哀想だ
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青峰と涼太に説教もどきをしてる赤司とテツヤ
きっと今度のテストについてだろう
二人共正座してる
側では紫原と緑間が言い争いをしてる
いや、言い争いと言うか緑間が勝手に怒ってるだけか
俺はそんな5人を輪の外から見ている
楽しそうだと思った。昔彼らと戯れていた自分を思い出した
懐かしいと思った。彼らに会いたいと思った
そんな事を今の自分では無理なんだと自己解決した
きっと目の前にいる彼らも近いうちにバラバラになっていくだろう
そうなった時俺はどうしてるだろうか
必死こいて彼らがバラバラにならないようにするのだろうか
きっとしないだろう
俺はそれが天命だと思ってそれを受け入れ流されていくのだろうと思った
否そうする
なんて薄情なやつなんだろうと嘲笑した
きっと俺はいつまで経ってもこいつらとは本当の仲間にはなれないんだと思った
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胡蝶蘭(プロフ) - SSS@貞子さん» すごいです!!ありがとうございます!!検索したらヒットしました!!貴方は神です!!神ってます!!まじ感謝です!!!ありがとうございます!!!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 04a6002e2a (このIDを非表示/違反報告)
SSS@貞子(プロフ) - 作者さんが探している作品って”キセキが嫌いすぎてキレそう”ではないですか?続編は”キセキが嫌いすぎてブチギレそう”だったかと… (2016年12月31日 12時) (レス) id: 52c058b6bc (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶蘭(プロフ) - 五条宗近さん» すみません!うっかりでした!!直します! (2016年10月4日 16時) (レス) id: 04a6002e2a (このIDを非表示/違反報告)
五条宗近(プロフ) - あの、52話がないと思うのですが… (2016年10月3日 17時) (レス) id: 8384c3b4cb (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶蘭(プロフ) - クリアさん» ありがとうございます!!友達ですか?大歓迎です!!私で良かったらお願いします^^ (2016年9月26日 8時) (レス) id: 04a6002e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさるさ | 作成日時:2016年7月19日 14時