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俊哉said
高嗣…
宮「…玉森さん」
玉「はい」
宮「高嗣の…告別式のあと、手術いいですか…」
玉「…はい」
宮「…」
もう、泣きそうで部屋を出た。
ガチャッ
北「ぁっ…!」
なんだよ…
まだ、いたのかよ…!
北「あの、俊哉さ「やめろっ」いたっ…」
横「あっ…」
頬をぶった。
宮「もう…高嗣、いないんだよ…」
北「…ぇ」
横「え…」
宮「だから…もう近づかないでくれ!」
北「…」
彼のことは、一生許せないと思う。
あのとき助けてくれれば
もしかしたら結果は変わらないのかもしれないけど、そう思わずにはいられなかった。
ーーー目の手術から一ヶ月
正「よう、俊哉」
そんな感じで軽く現れた正広さん。
今、俺はいろんなものを見てる。
正「これ、もらってくれ」
宮「…?あ、子犬じゃないですか!」
緑色のリボンのついた子犬。
…
正「もらってくれる?」
宮「…はい」
俺は思う。
俺の一部に、高嗣がいて
高嗣と一緒に、いろんなものを見ているんだと。
正広くんが帰ったあと
宮「…ありがとな」
ひとり呟く。
いや、つぶやいたわけじゃない。
子犬に言ったんだ。
宮「ありがとう、ありがとう…っ」
あの時、言えなかった言葉。
子犬はキョトンとしてるけど俺はなんとなくわかった気がした。
君が、俺の大切な人なのかな。
宮「…名前、どうしよっかな」
もう、決めた。
これからは君と、生きる。
ーーー終わりーーー
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とも(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年5月7日 22時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年5月7日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2020年5月7日 0時