生活費をもらいます。 ページ7
いやいや、今は掃除！
でも、相当綺麗になってる気がする。
もとの使い方が良かったのか、こびりついてる汚れとかもないし。
うわ、フライパン沢山ある…
なんか、オーブンも電子レンジも冷蔵庫も。
年季入ってるにしては、丈夫。
電源入れたら動くんじゃない？
あ、パン作れるやつだ。
なに、料理好きですか。
包丁も沢山あったし。
果物専用とか、パン専用とかあった。
さすがに、冷蔵庫の中には何もなかった。
あっても、腐ってるか消費期限切れてるだろうけど。
A「うん。結構キレイ…かな」
グダグダ考えてたせいであんまりわかってなかったけど、結構時間が経ってる。
藤「お、キレイ！すごいね、Aちゃん！」
横「ほんとだ。そこまで時間なかったのにすごい」
え、いつのまにか背後にいた。
…藤ヶ谷さん、Aちゃんとは何ですか。
A「…ありがとうございます。お二人の方はどうですか」
横「うん、頑張ってる。でも広すぎてなかなか…」
リビングに顔を向けると、前より断然かがやいてるリビング。
A「凄いです。こんなにキレイに…」
藤「よっし、喜んでもらえたみたいだな渉！」
横「うん、がんばってよかったね。あともうひと頑張りするぞ」
藤「おう。…待って、電話。宮田だ」
みやた…
横「来たのかな」
え、助っ人？
藤「あー、分かった。今から外出るよ。え？あーうん」
電話終わったみたい。
藤「Aちゃん。助っ人が来たんだけど」
A「あっ、ありがたいです。本当にすみません」
藤「いやいや、これくらい平気ですよっと。なんか楽しいし」
おお、これがジェントルマン。
にぃにと大違いだな。
藤「それで、その助っ人がこの家がどこかわからないらしいから外でてくる」
あ、なるほど。
A「はい。ありがとうございます」
ここ、人目につきにくいからな。
横「宮田って言ってたけど、あと2人くらいいると思うよ」
え？
横「午前仕事組だと思うから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺パンダ | 作成日時：2020年3月12日 20時
