蜘蛛の家族に育てられた一人の鬼は鬼殺隊に入って鬼を助けようと思いました (ページ11)

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治した鬼達の館ページ11

「疲れたぁ…まだ着かないの…？」

『もう着いたよ』

「今晩は甘露寺蜜璃様と中村A様ですね」

「Aちゃんの苗字はじめて知った」

『確かに言ってなかったもんね』

『ちなみにこの子はアオ』

「なんでアオなの？」

『髪が青くてキレイだったから』

「ではこちらへどうぞ」

ギィ…

「わぁ…綺麗なお屋敷…」

『掃除当番決めて掃除してるしね』

『じゃあみんなを集めますか』

パチン

「ファッ！？」

「なーんだAか」

『なーんだってなによ(笑)』

「で？新入りでも来たのかぁ？」

『いや違うただ定期的に来ることにしたの』

「ところでAちゃんこの子達何人いるの？」

『えっと…』

「この前きた子を含めて159人ですよ」

『アオさっすがー！一番最初にこの館に来た人～！』

「多くないの？初任務でこれだけ治したの？」

『違うよ鬼殺隊に入る前の子が多いんだ！』

「そーなんだ！！」

『みつりん今日は泊まって行きましょ』

「いいね～！」

『ねぇねぇアオ！泊まってもいい！？』

「良いですよ今日はごちそうにしましょうでは支度に行ってきますね」

「ねぇねぇみつりんあそぼー！」

「あそぼー！！」

『ごめんけどシロとクロの相手しててくれるかしら？』

「うん！任せて！」

『じゃあアオの手伝いに行ってくる！』

とは言ったものの…厨房どこだっけ

「あら？Aはんやないのそんな急いでどうしたん？」

『紫！厨房に行くの！アオの手伝いするんだ！』

「はい地図迷っとたんやろ？」

『紫ありがと！バイバイ！』

紫やっぱり美人…流石元芸者さん…

厨房でかくなってる…

「あらA様どういたしましたか？」

『手伝いしに来たの！159人分作るの大変でしょ？』

「そうですね…ではお願いします…」

『今日は何にするの？』

「ビーフシチューですかねぇ…」

オシャレだなぁ…流石イケメン執事

～30分後～

「後少ししたら完成です」

「キャアアアアアアアアアアアアア！！」

「！？A様！様子を見に行きましょう！」

『アオはここで料理してて！私が見てくる！』

廊下を走っていく皆が広間に集まっている

「Aさま！みつりんが！みつりんが(((泣き」